「青切符」1か月 高校生も検挙 自転車の乗り控えも 意識に変化は? 福岡
自転車の交通違反に対して反則金が科される「青切符制度」の導入から、5月1日で1か月となります。16歳以上が対象のこの制度、市民の意識はどの程度変わったのでしょうか。
西鉄久留米駅周辺では1日朝、警察官が自転車の通勤・通学者などを呼び止めて指導や警告を行いました。
これは、自転車の交通違反に対して反則金が科される「青切符」の導入から1か月のタイミングに合わせて実施されたものです。
■奥村誠悟記者
「あちらの自転車は、逆走しようとして警察官から声をかけられています。」
「こっちから来たらいけないと注意された。なんか難しいな、ルールが。」
一時不停止で警察官からの警告を受けていたこちらの男性は、「青切符」が導入されたことについて。
■警察官
「法改正で、自転車も取締りの対象になったのはご存じですか。」
■男性
「あまり存じ上げていなかったです。」
その後、警察官と一緒に現場の確認をしていました。
■警察官
「停止線がここにあります。」
■男性
「これ停止線ですか?覚えるしかないですね。」
1時間の取締りで、通行禁止違反や一時不停止などで17件、警告が出されたということです。
三井住友海上が、ことし3月末に発表した調査結果によりますと「4月1日から青切符制度が導入されることを知っているか」という質問に対し、「詳しく知っている」と回答したのは、福岡県では4人に1人でした。
■奥村記者
「自転車青切符導入から1か月、市民の意識はどのように変化しているのでしょうか。」
■街の人
「イヤホンは、青切符が始まる前はつけていましたが、始まってからは絶対つけないようになりました。」
中には「乗り控え」を始めたという人もいました。
■街の人
「自転車で移動することが多かったのですが、電車やバスを使うようになりました。(Q.その分、お金がかかりますよね?)かかります。だけど捕まりたくないので。」
「なるべく乗らないようにしている。車道を走るのも怖い。」
インタビューの最中に、こんなこともありました。
■奥村記者
「自転車が一方通行を逆走してきました。お父さん、すみません。FBSですが、自転車逆走されてますよ。」
■男性
「みんな通ってますよ。」
Q.青切符制度は知っている?
「知ってる知ってる。」
Q.標識は見られていなかった?
「見ていなかった。」
自転車のルールの浸透には、まだまだ時間がかかりそうです。
福岡県警によりますと、この1か月間の自転車の検挙数は38件でした。
最も多かったのは「一時不停止」の違反で22件。また、全体のうち7件が高校生という内訳になっています。
■久留米警察署・稲田泰宏 交通管理官
「113のルールがあるので難しいところはあるのですが、自転車も車の違反と同じ形で捉えてもらえればと思います。」
市民の安全を守るために始まった、自転車の「青切符」制度。今後は、標識の意味や確認する習慣を自転車の運転手に根づかせることが課題となりそうです。
