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 K-1元3階級制覇王者でONEフライ級キックボクシング暫定王者の武尊(34=team VASILEUS)が1日、都内で引退会見を開催。現役生活を支えてくれた妻でタレントの川口葵への感謝の思いを明かした。

 29日に開催された「ONE SAMAURAI 1 フライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦 ロッタンVS武尊」のメインイベントでマッチメークされた引退試合では1年前にKO負けを喫した元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)と激突。

 入場前から会場のボルテージは最高潮になっていた。1Rから両者は一歩も引かなかった。2Rに試合が動いた。両者打ち合いの展開でカウンターの左フックでダウンを奪った。その後も左フックで2度目のダウンを奪った。3Rは被弾しながらも“来いよ!”と吠える場面もあった。4Rはロッタンが圧力を強めて苦戦する場面もあったが、ラウンド終了間際にはラッシュを仕掛けてダウン寸前まで追い込んだ。最終Rもダウンを奪うと最後はラッシュでロッタンを倒しきってTKO勝利。リングに突っ伏して絶叫し有終の美を飾った。試合後には最後となるムーンサルトを披露。悲願だったONEのベルトを手にすると涙を流した。

 試合後には川口と感動的な抱擁シーンもあった。試合後に妻からは「生きて帰ってくれてよかったね」という言葉をもらったと明かした。

 そして妻とは交際時代からほとんどデートもせずに、新婚旅行も含めて新婚らしいこともしていなかったという。そして妻は武尊のために全力でサポートしてくれたことを感謝した。

 「(妻は)自分の試合2〜3カ月前から仕事をセーブして、減量中は毎日、昼から買い物して料理を作ってくれた。子ども出来たら仕事も出来なくなるので、今は仕事をやりたい時期だと思うんですけど、その時間を僕に捧げてくれて、最後まで最高のパフォーマンスを作るために支えてくれた。本人にも伝えたんですけど“これからはワガママ言ってね。これからちゃんと幸せにするよ”と言いました」と妻への思いを告白した。

 会見終了後には川口もサプライズ登壇。夫婦2ショットが撮影時間が設けられると、川口が「緊張する…」と口にすると武尊がサポートするという微笑ましい夫婦ショットタイムとなった。