アトレティコの正GKを担う33歳のオブラク(左端)。(C)Getty Images

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 現地4月29日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグで、アトレティコ・マドリーはアーセナルとホームで対戦。44分にヴィクトル・ヨケレスにPKで先制を許すも、56分にフリアン・アルバレスがPKでゴールを奪い返し、1−1で引き分けた。

 5−4で殴り合い、パリ・サンジェルマンがバイエルンに先勝した翌日、準決勝のもう1カードではPKが2度生まれたわけだが、当初は3つ目も存在していた。

 1−1で迎えた78分だ。ダビド・ハンツコが自陣ペナルティエリア内で、エベレチ・エゼを倒した格好になると、主審はPKを宣告。しかし、オンフィールドレビューの末に取り消しとなった。

 勝ち越しの大決定機を逃したアーセナル側は猛抗議。英公共放送『BBC』によれば、ミケル・アルテタ監督は「あれはルールに反しているし、理解できない。非常に腹立たしい。明らかな接触があった」と言い放ち、怒りを露わにした。

 一方、アトレティコの守護神ヤン・オブラクは「PKの判定が覆ると、やはりほっとするものだ。判定を変更したのは主審の判断であり、我々はそれに同意している」と語った。
 
 オブラクはその上で、ヨケレスの強烈なキックで浴びた1失点目を振り返り、「最初のPKは止められそうだったが、威力がすごかった。彼は最大限の力で蹴ってきた。ただ、それはもう過去の話だ」と発言。そして敵地ロンドンでの再戦に向けて「(決勝後に)トロフィーを掲げることは考えていない。まずは第2戦で結果を出さなければならない」と覚悟を示した。

 悲願のCLを目指すスペインの雄は、5月2日に国内でバレンシアと戦った後、5日にアーセナルと再び相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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