【命を守る10分】「動かない」絶望を防ぐ!エアコン試運転のススメ 約9割がやり方を間違えている正しい方法とは?
最適なタイミングは4月~5月
ゴールデンウィークの日本列島は、各地で最高気温が25℃前後となる予報です。
まだ"夏には早い"と感じる時期ですが、実はこの陽気こそ「エアコンの試運転」に最適なタイミングです。
【表を見る】問い合わせは夏に集中/試運転のチェックポイントは?
空調機メーカーのダイキンが提唱する「夏のエアコン試運転指数」では、気温23~25℃を試運転に最も適した気温としています。気温20℃以下では冷房が作動しない場合があるため、気温が上昇する連休中が絶好のタイミングです。
では、なぜ夏に入る前にエアコンを動かしてみる必要があるのでしょうか。
修理対応は数日かかることも…?
ダイキンによると、エアコンに関する問い合わせは本格的な暑さが日に日に増してくる7月~8月に集中していて、4月の問い合わせ件数と比較すると約3.5~4.2倍となるそう。※2023年~2025年平均
また、点検依頼が集中する時期は、修理対応に数日かかる場合があるとのことで、メーカーは本格的な暑さを迎えてから不具合に気づくのではなく、今のうちに状態を確認しておくことを推奨しています。
では不具合を早く見つけるために、エアコンの試運転で気を付けるポイントはあるのでしょうか。
実施の9割が “したつもり” の可能性
ダイキンの調査によると、試運転を実施している人のうち、約9割が「自己流」や「夏場の冷房と同じ運転」など、適切な方法で試運転ができていない「したつもり試運転」で済ませてしまっている恐れがあることが分かりました。
正しいエアコンの試運転について、手順とチェックポイントは以下の通りです。
▼試運転の方法(10分バージョン)
1.電源プラグの周りにホコリがたまっていないか確認し、電源プラグは根元まで確実に差し込む。※電源プラグがある機種の場合
2.運転モードを「冷房」にして、設定温度を最低(16℃~18℃)に設定、10分ほど運転する。
3.冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認する。
▼さらに念入りにする場合(30分バージョン)
4.さらに30分程度運転を続け、室内機からの水漏れや異音・異臭がないかを確認する。※水漏れする場合に備えて、エアコンの下に家具や家電がある場合は動かしておくと安心です。
もし異変(冷風が出ない、異常を示すランプ、室内機から水漏れなど)があれば、早めにメーカーや販売店へ相談することで、結果として「夏本番にエアコンが使えない」という熱中症リスクを回避することにつながります。
4月~5月の涼しいうちに『エアコンの試運転』を済ませて、安心して夏を迎えましょう。
