町田、死闘及ばずACLE準優勝…頭突き一発退場で10人の王者アルアハリに延長戦で敗れる
[4.25 ACLE決勝 アルアハリ・サウジ 1-0(延長) 町田 ジッダ]
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は25日、決勝戦を行い、FC町田ゼルビアがアルアハリ・サウジ(サウジアラビア)に0-1で敗れた。2024年のJ1初昇格からわずか3シーズン目、J1初年度3位によるACLE出場権獲得を経て、奇跡的な成り上がりでアジア決勝まで辿り着いたが、0-0で迎えた延長戦で10人の相手に失点を喫し、無念の準優勝に終わった。
青森山田高を率いて7度の高校日本一に輝いた黒田剛監督のもと、クラブ史上初のアジア挑戦を果たした町田。サウジアラビアで行われているファイナルステージでの躍進劇には現地メディアからも「高校教師からアジアファイナル」という異質な注目が集まるなか、前回王者との完全アウェーでの決勝戦に臨んだ。
試合は序盤からジッダをホームタウンとするアルアハリに押し込まれる時間が続いたが、積み上げてきた堅守は決勝の舞台でも健在。5-2-3の守備ブロックで試合の入りをしのぐと、前半9分にはMF相馬勇紀が鋭い縦突破から左足クロスを上げ、ファーサイドでMF中村帆高がヘディングで合わせるファーストシュートを放った。
前半13分には鋭いショートカウンターに襲われ、FWガレーノにゴール前に抜け出されたが、GK谷晃生が冷静な横っ飛びでスーパーセーブ。こぼれ球に飛び込んできたFWイバン・トニーに対してもDF岡村大八がしっかりカバーし、相手の最初の決定機を阻んだ。
その後は拮抗した展開が続くなか、アルアハリはペナルティエリア外からのシュートを狙ってきたが、DF昌子源や岡村が「ゴールを隠す」ブロックで対応。同42分にはガレーノのクロスから大ピンチを迎えるも、DFアタンガナ・エドアとDFメリフ・デミラルの連続シュートにDF中山雄太とMF林幸多郎が立て続けに身体を寄せ、最後はなんとか枠を外させた。
そのまま0-0でハーフタイムを迎えると、後半はアルアハリがよりシンプルな攻撃を志向してくるなか、岡村や中村がトニーとの激しいマッチアップをこなし、最初の10分間を何事もなく凌ぐ。一方、ボールポゼッションの局面では相手のパワーが勝り、ことごとく中盤で狩り取られ、効果的なカウンター攻撃にはつなげることができない。
すると後半17分、町田の黒田監督が初めて動き、エリキに代わってMFナ・サンホを投入。一方のアルアハリも同じタイミングでイエローカードを受けていたMFエンゾ・ミロに代わってFWフェラス・アルブライカンを入れた。
そうして迎えた後半24分、町田はFWテテ・イェンギがボールの奪い合いで相手との小競り合いを仕掛けると、DFザカリア・ハウサウィが報復の頭突きをイェンギにお見舞い。すぐさまザカリアにはレッドカードが提示され、町田は数的優位で残り時間を戦う形となった。
優勢に転じた町田は後半29分、MF前寛之の鋭い左足ミドルシュートがゴールマウスを襲うも、GKエドゥアール・メンディのファインセーブに阻まれる。すると直後のリスタートでまさかのアクシデント。ショートCKから攻撃を狙うと、前のパスに反応した中山と相馬が激しく衝突し、一時2人ともがピッチに倒れ込むという危機的状況となった。
無事に2人はプレーを続けることができたものの、アルアハリもここで小休止をすることができ、1人少ない状況での布陣を5-3-1に修正。後半36分には相馬の鋭いシュートがメンディのファンブルを誘うと、こぼれ球を拾った前がミドルシュートを狙ったが、これはイェンギに当たって枠を外れた。
町田は後半44分、イェンギとネタ・ラヴィに代わってFW藤尾翔太とMF下田北斗を投入。延長戦を見据えながらも攻勢を強めた。それでも同アディショナルタイム5分、中山のプレー続行が難しくなり、DFドレシェヴィッチも投入。アクシデントによる交代カードを切ったままタイムアップを迎え、0-0のまま延長戦にもつれ込んだ。
すると延長後半7分、町田はまさかの失点を喫した。ロングボールで自陣不覚に攻め込まれ、FWリヤド・マフレズに左足クロスを入れられると、ファーサイドで中村がクリアし切れず、MFフランク・ケシエがトラップ。このボールをアルブライカンに叩き込まれ、今大会初失点を許した。
その後は中村に代わってMF望月ヘンリー海輝が投入され、高さと推進力を活かして猛攻を展開。だが、最後の精度が足りずに1点ビハインドで延長前半を終えると、延長後半は昌子を下げてMF仙頭啓矢を入れる捨て身の攻勢を繰り広げるも、無失点のままタイムアップを迎え、一歩及ばず準優勝に終わった。
日本勢では2022年大会を制した浦和レッズ以降、4大会連続で決勝進出を果たしたが、一昨季の横浜F・マリノス、昨季の川崎フロンターレに続き、3大会連続の準優勝となった。
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は25日、決勝戦を行い、FC町田ゼルビアがアルアハリ・サウジ(サウジアラビア)に0-1で敗れた。2024年のJ1初昇格からわずか3シーズン目、J1初年度3位によるACLE出場権獲得を経て、奇跡的な成り上がりでアジア決勝まで辿り着いたが、0-0で迎えた延長戦で10人の相手に失点を喫し、無念の準優勝に終わった。
試合は序盤からジッダをホームタウンとするアルアハリに押し込まれる時間が続いたが、積み上げてきた堅守は決勝の舞台でも健在。5-2-3の守備ブロックで試合の入りをしのぐと、前半9分にはMF相馬勇紀が鋭い縦突破から左足クロスを上げ、ファーサイドでMF中村帆高がヘディングで合わせるファーストシュートを放った。
前半13分には鋭いショートカウンターに襲われ、FWガレーノにゴール前に抜け出されたが、GK谷晃生が冷静な横っ飛びでスーパーセーブ。こぼれ球に飛び込んできたFWイバン・トニーに対してもDF岡村大八がしっかりカバーし、相手の最初の決定機を阻んだ。
その後は拮抗した展開が続くなか、アルアハリはペナルティエリア外からのシュートを狙ってきたが、DF昌子源や岡村が「ゴールを隠す」ブロックで対応。同42分にはガレーノのクロスから大ピンチを迎えるも、DFアタンガナ・エドアとDFメリフ・デミラルの連続シュートにDF中山雄太とMF林幸多郎が立て続けに身体を寄せ、最後はなんとか枠を外させた。
そのまま0-0でハーフタイムを迎えると、後半はアルアハリがよりシンプルな攻撃を志向してくるなか、岡村や中村がトニーとの激しいマッチアップをこなし、最初の10分間を何事もなく凌ぐ。一方、ボールポゼッションの局面では相手のパワーが勝り、ことごとく中盤で狩り取られ、効果的なカウンター攻撃にはつなげることができない。
すると後半17分、町田の黒田監督が初めて動き、エリキに代わってMFナ・サンホを投入。一方のアルアハリも同じタイミングでイエローカードを受けていたMFエンゾ・ミロに代わってFWフェラス・アルブライカンを入れた。
そうして迎えた後半24分、町田はFWテテ・イェンギがボールの奪い合いで相手との小競り合いを仕掛けると、DFザカリア・ハウサウィが報復の頭突きをイェンギにお見舞い。すぐさまザカリアにはレッドカードが提示され、町田は数的優位で残り時間を戦う形となった。
優勢に転じた町田は後半29分、MF前寛之の鋭い左足ミドルシュートがゴールマウスを襲うも、GKエドゥアール・メンディのファインセーブに阻まれる。すると直後のリスタートでまさかのアクシデント。ショートCKから攻撃を狙うと、前のパスに反応した中山と相馬が激しく衝突し、一時2人ともがピッチに倒れ込むという危機的状況となった。
無事に2人はプレーを続けることができたものの、アルアハリもここで小休止をすることができ、1人少ない状況での布陣を5-3-1に修正。後半36分には相馬の鋭いシュートがメンディのファンブルを誘うと、こぼれ球を拾った前がミドルシュートを狙ったが、これはイェンギに当たって枠を外れた。
町田は後半44分、イェンギとネタ・ラヴィに代わってFW藤尾翔太とMF下田北斗を投入。延長戦を見据えながらも攻勢を強めた。それでも同アディショナルタイム5分、中山のプレー続行が難しくなり、DFドレシェヴィッチも投入。アクシデントによる交代カードを切ったままタイムアップを迎え、0-0のまま延長戦にもつれ込んだ。
すると延長後半7分、町田はまさかの失点を喫した。ロングボールで自陣不覚に攻め込まれ、FWリヤド・マフレズに左足クロスを入れられると、ファーサイドで中村がクリアし切れず、MFフランク・ケシエがトラップ。このボールをアルブライカンに叩き込まれ、今大会初失点を許した。
その後は中村に代わってMF望月ヘンリー海輝が投入され、高さと推進力を活かして猛攻を展開。だが、最後の精度が足りずに1点ビハインドで延長前半を終えると、延長後半は昌子を下げてMF仙頭啓矢を入れる捨て身の攻勢を繰り広げるも、無失点のままタイムアップを迎え、一歩及ばず準優勝に終わった。
日本勢では2022年大会を制した浦和レッズ以降、4大会連続で決勝進出を果たしたが、一昨季の横浜F・マリノス、昨季の川崎フロンターレに続き、3大会連続の準優勝となった。
