カプコン『プラグマタ』世界的ヒットの裏で「女児キャラ」めぐり大炎上…日本と海外でこれほど違う“性的搾取”の境界線
日本の大手ゲーム会社カプコンの完全新作『プラグマタ』をめぐり、思わぬ形で“世界的炎上”が巻き起こっている。同作は4月17日の発売直後に全世界販売本数100万本を突破したSFアクションアドベンチャーゲームだ。しかし、あるキャラクターをめぐりSNS上で議論が過熱している。
「ゲームの内容は、30代後半の男性が月面施設の調査中に事故に遭い重傷を負うところから始まります。彼を救ったのが、施設内で生み出された少女型アンドロイド『ディアナ』。2人は協力しながら地球への帰還を目指すという内容です。
一見すると問題はないように思えますが、ヒロインであるディアナの風貌が“幼い金髪の少女”であることから、一部の海外ユーザーが『ペドフィリア向けではないか』と反発。それに対し、日本のユーザーからは『あくまでフィクション』と擁護する声が多く上がっています」(ゲーム誌ライター)
実際にX上でも、さまざまな意見が飛び交っている。
《配信の中で「とても国産ゲームっぽい」と表現したのはまさにこの部分やはり海外は厳しいか》
《プラグマタ海外で炎上ってマジかよ親子愛みてえな感じのゲームもダメなんて》
《この子を見た殆どの日本人は「あ、可愛い」ってだけで終わると思うんだけどこういう搾取判断ってフィーリングは国によって違っていくんだなぁ。現に日本では炎上してる感じはないしね》
こうした反応の背景には、“女児キャラ”に対する文化的な認識の違いがあるという。
「日本ではアニメやゲーム文化の中で少女キャラクターに親しんできた背景があり、“創作は創作”と現実と切り分けて受け止める傾向があります。一方、とくに欧米圏では、見た目が未成年に見えるキャラクターを扱うことに対して厳しい視線が向けられやすいのです。
ディアナはあくまで保護対象であり、相棒として描かれており、性的な表現があるわけではまったくありません。今回の炎上はゲームの内容そのものに問題があったわけではありませんが、グローバル展開が当たり前のゲーム業界において、作品の受け取られ方は国や文化によって大きく異なることが可視化された象徴的なケースといえますね」(同前)
ゲームが世界で売れる時代だからこそ、その“見られ方”が問われているということか……。
