U-19日本代表候補と関東大学選抜で“G大阪対決”MF山本天翔(G大阪)「一緒にやれて楽しかった」
[4.21 練習試合 U-19日本 1-1(PK6-5) 関東大学選抜]
それぞれのチームに2人ずつ、ガンバ大阪ユースでチームメイトだった選手がいた。U-19日本代表候補ではMF長田叶羽(中央大2年)とMF山本天翔(G大阪)がセンターハーフで先発。関東大学選抜ではGKステイマンジョシュア草太郎(法政大2年)とDF松井イライジャ博登(東京国際大2年)が後半から途中出場した。
■山本天翔
山本は後半12分に右CKから精度の高い左足のキックでFW瀬尾凌太(法政大1年=桐蔭学園高)の得点をアシストした。「セットプレーは感触的にいいボールが飛んでいた。いいボールが上がって、そこに走り込んでくれてよかった」。
また長田と久しぶりに組んだコンビにも懐かしさを覚えた様子で、「同じ感覚を持った高い技術の選手と一緒にやれて楽しかった。ユースのころにダブルボランチでやっていた感じでできてよかった」と笑みをこぼした。
ほかの3人より1学年下の山本は今季よりトップ昇格。2月22日のファジアーノ岡山戦に途中出場してプロデビューを飾るなど、プロサッカー選手としての第一歩を踏み出している。先日戦ったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2の準決勝では、ホーム&アウェーともにベンチ入り。15日のアウェー戦では途中出場して勝利の瞬間のピッチに立った。
ただ現状に全く満足はない。「ちょこちょこ絡みながらもなかなか結果も出せずで。でも日々の練習から取り組んでいることでこの間のACLで僕を選んでくれた監督がいる。そこで結果という形で恩返ししていきたい」。
イェンス・ヴィッシング監督だけでなく、遠藤保仁、明神智和の日本代表経験者の両コーチにも感謝があるという。「遠藤さんには攻撃時、ボールを持った時のアドバイスは貰っているし、自分で聞きに行ったりもする。明さんも守備の部分では大きくて、2人の存在は大きいです」。
前日に報道されたU-19日本代表が、W杯を戦う日本代表のトレーニングパートナーとして帯同することにも関心を強くする。今回のメンバーとも「みんなどっち行きたい?フランス?アメリカ?みたいな話をした」という。ちなみに山本自身の答えは「どっちも行きたいです」だった。
「どっちも得られるもの、得れるものはあると思うので、どっちに行っても100%を尽くしたい。プロでも日に日にやれるという手ごたえを掴んできている。まだ足りない部分はあるけど、小さなことを積み重ねていけば僕にもチャンスがあるのかなと思っている。とにかく僕が絡んで試合に出て、試合を決定づけたいと思っています」
■ステイマンジョシュア草太郎
後半から関東大学選抜のゴールを守ったGKステイマンジョシュア草太郎(法政大2年)は、1か月前の見方を相手にしていた。ステイマンは3月にウズベキスタン遠征を行ったU-19日本代表に招集。今回は“落選”した悔しさをぶつけるつもりで試合に臨んでいた。
試合はセットプレーから後輩FW瀬尾凌太(法政大1年=桐蔭学園高)に得点を許したが、PK戦では1人目で蹴ったFW上岡士恩(大阪体育大2年=瀬戸内高)のシュートをストップした。
「相手のすタフだったり選手は知っているばかりだったので、きょうは敵で食ってやるという思いで試合に入れた。失点は止められたかなと思うけど、それ以外のシュートストップだったり、1対1のブロック、ビルドアップといった特徴は出せたかなと思います」。
勝利に導くことができなかったことについては悔しさを滲ませたステイマンだが、自身のパフォーマンスについては一定の評価を語った。
常に超えなければいけない壁を意識している。ユース時代の一学年後輩であるGK荒木琉偉は、ロサンゼルス五輪世代の正守護神を期待される選手。「ずっと高校の時からライバル視していて、表では仲良くするけど、心の中ではバチバチやっている。あいつは大学に行かずにプロに行ったので、この大学4年間の経験ができているのは僕だけ。そういうところを生かして、あいつを超える選手になっていきたい」。
そのためにも大学で出場機会を掴んで存在感を出していく必要がある。関東大学リーグでの出場はまだなく、まずは「Aチームデビュー」を目標に掲げる。「(代表や選抜では)周りの選手が上手いので、多少のミスはカバーしてくれる。でもそこに甘えずに、もっと自分の特徴を出せるような選手になりたい」。チャンスがいつ訪れてもいいように準備を重ねていく。
(取材・文 児玉幸洋)
それぞれのチームに2人ずつ、ガンバ大阪ユースでチームメイトだった選手がいた。U-19日本代表候補ではMF長田叶羽(中央大2年)とMF山本天翔(G大阪)がセンターハーフで先発。関東大学選抜ではGKステイマンジョシュア草太郎(法政大2年)とDF松井イライジャ博登(東京国際大2年)が後半から途中出場した。
■山本天翔
山本は後半12分に右CKから精度の高い左足のキックでFW瀬尾凌太(法政大1年=桐蔭学園高)の得点をアシストした。「セットプレーは感触的にいいボールが飛んでいた。いいボールが上がって、そこに走り込んでくれてよかった」。
ほかの3人より1学年下の山本は今季よりトップ昇格。2月22日のファジアーノ岡山戦に途中出場してプロデビューを飾るなど、プロサッカー選手としての第一歩を踏み出している。先日戦ったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2の準決勝では、ホーム&アウェーともにベンチ入り。15日のアウェー戦では途中出場して勝利の瞬間のピッチに立った。
ただ現状に全く満足はない。「ちょこちょこ絡みながらもなかなか結果も出せずで。でも日々の練習から取り組んでいることでこの間のACLで僕を選んでくれた監督がいる。そこで結果という形で恩返ししていきたい」。
イェンス・ヴィッシング監督だけでなく、遠藤保仁、明神智和の日本代表経験者の両コーチにも感謝があるという。「遠藤さんには攻撃時、ボールを持った時のアドバイスは貰っているし、自分で聞きに行ったりもする。明さんも守備の部分では大きくて、2人の存在は大きいです」。
前日に報道されたU-19日本代表が、W杯を戦う日本代表のトレーニングパートナーとして帯同することにも関心を強くする。今回のメンバーとも「みんなどっち行きたい?フランス?アメリカ?みたいな話をした」という。ちなみに山本自身の答えは「どっちも行きたいです」だった。
「どっちも得られるもの、得れるものはあると思うので、どっちに行っても100%を尽くしたい。プロでも日に日にやれるという手ごたえを掴んできている。まだ足りない部分はあるけど、小さなことを積み重ねていけば僕にもチャンスがあるのかなと思っている。とにかく僕が絡んで試合に出て、試合を決定づけたいと思っています」
シュートを打つ山本天翔
■ステイマンジョシュア草太郎
PKをストップするGKステイマンジョシュア草太郎
後半から関東大学選抜のゴールを守ったGKステイマンジョシュア草太郎(法政大2年)は、1か月前の見方を相手にしていた。ステイマンは3月にウズベキスタン遠征を行ったU-19日本代表に招集。今回は“落選”した悔しさをぶつけるつもりで試合に臨んでいた。
試合はセットプレーから後輩FW瀬尾凌太(法政大1年=桐蔭学園高)に得点を許したが、PK戦では1人目で蹴ったFW上岡士恩(大阪体育大2年=瀬戸内高)のシュートをストップした。
「相手のすタフだったり選手は知っているばかりだったので、きょうは敵で食ってやるという思いで試合に入れた。失点は止められたかなと思うけど、それ以外のシュートストップだったり、1対1のブロック、ビルドアップといった特徴は出せたかなと思います」。
勝利に導くことができなかったことについては悔しさを滲ませたステイマンだが、自身のパフォーマンスについては一定の評価を語った。
常に超えなければいけない壁を意識している。ユース時代の一学年後輩であるGK荒木琉偉は、ロサンゼルス五輪世代の正守護神を期待される選手。「ずっと高校の時からライバル視していて、表では仲良くするけど、心の中ではバチバチやっている。あいつは大学に行かずにプロに行ったので、この大学4年間の経験ができているのは僕だけ。そういうところを生かして、あいつを超える選手になっていきたい」。
そのためにも大学で出場機会を掴んで存在感を出していく必要がある。関東大学リーグでの出場はまだなく、まずは「Aチームデビュー」を目標に掲げる。「(代表や選抜では)周りの選手が上手いので、多少のミスはカバーしてくれる。でもそこに甘えずに、もっと自分の特徴を出せるような選手になりたい」。チャンスがいつ訪れてもいいように準備を重ねていく。
(取材・文 児玉幸洋)
