「連覇を狙うのは私にしかできないこと」 西郷真央がシェブロンで快挙に挑む
「優勝をきっかけにいろんなこと、LPGAツアーでの生活がガラッと変わった。大切な試合です」。今大会では専用駐車場が用意され、キャディビブスには“2025 CHAMPION”の文字。前夜にはチャンピオンズディナーのホストとして歴代覇者をもてなした。タイトルの重みも実感している。ただ、開催地は昨年のザ・クラブatカールトン・ウッズから変更された。「優勝する前から好きなコースのひとつだった。変わってしまったことはちょっと残念です」と本音をのぞかせる。ドライバー不振にあえいでいた23年にスポット参戦し、4日間を戦い抜いたことで、復調のターニングポイントになった試合だった。新コースとなるメモリアル・パークGCは、総距離6811ヤードで、パー5とパー3がそれぞれ5つある。「第一印象は距離が長い。池が絡むホールが多くて、ティショットが大事になる。芝がねちっこくてフェースコントロールが難しい」と警戒する。現在は「イマイチ調子が上がってこない」というのが正直なところ。ここまでの5試合で最高位は3月「HSBC女子世界選手権」の21位。直近2試合は予選落ちを喫した。「パッティングが思うように決まらなくて、それをきっかけにショットに影響したりが多かった」と振り返り、「模索」を続けている。それでも、メジャータイトルには技術以上に重要な要素があることを理解している。「メジャーは自分のマインドをコントロールすることの方が大事。昨年もショットが良かったわけではないけれど、メジャーの難しさを理解してうまくコントロールできたからこその優勝だった。今年も“許しながら”プレーしたい」。コースは変われど、恒例行事は継承されそうだ。優勝者による“池ダイブ”のために、18番グリーン脇に新たにプールが造られた。「その伝統をもう一度味わいたいなという気持ちはあります」。再び歓喜に“飛び込む”準備はできている。(文・笠井あかり)
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