清宮も初テラス弾(C)共同通信社

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 またもや味方に牙を剥いた。

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 楽天の本拠地「楽天モバイル最強パーク宮城」に今季から新設されたホームランテラス。外野フェンスを最大6メートル手前に動かすなど、外野のふくらみを抑えることによる本塁打量産が狙いだ。

 現在“テラス弾”は4本。早速効果あり──と言いたいところだが、4本すべてビジター球団に打たれているのだ。

 前カードでソフトバンクに2本、テラスに叩き込まれると、8日の日本ハム戦もテラス弾の1安打のみで敗れた。そして9日は清宮の飛球がテラスにポトリと落ちる3ランとなった。

 これには楽天ファンも怒るやら呆れるやら。SNSなどでは、

《楽天のバッターもさっさと1本くらいテラスに入れてくれよ》

《今のところ楽天の敵にしかなってない》

《早急にホームランテラスを破壊しろ!》

《ガチでホームランテラス撤去しようぜ》

 と散々である。

 楽天は昨季、12球団最少の70本塁打。得点力アップのために“ラッキーゾーン”を作ったわけだが、ある球界OBがこう言う。

「メジャーでも本塁打が出やすい設計の球場はあるが、その場合は積極的に強打者を獲得するなど、球場に見合った編成を行うものです。一方、楽天はオフの目立った補強は、前ツインズ傘下のマッカスカーのみ。身長203センチで、昨季は3Aで22本を打った巨漢ですが…。そもそも、オフには目玉補強として前タイガースの前田健太を2年4億円以上の好待遇で獲得している。それでいて投手が不利になるテラス増設…チグハグです」

 チーム2位タイの7本塁打を打ったフランコはオフに退団。今季も12球団最少の4本塁打と、そもそも長打力のある選手が少ない。

 テラスの女神が楽天に微笑む日は来るのやら…。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、なぜ前田健太は巨人の熱烈オファーを蹴り、楽天を選んだのか。フラれた巨人周辺からは、「阿部監督が原因だ」との声があちこちから噴出している。いったい何があったのか。ナインをドン引きさせて前田の耳にまで届いていたという昨秋の“大事件”とは――。●関連記事 【もっと読む】阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 では、それらについて詳しく報じている。