広島テレビ放送

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 今年度から男女共学となった広島市の私立高校で入学式が行われ、300人余りが新たな門出を迎えました。

■校長
「高等学校332名の入学を許可します」

 広島市南区の「比治山学園中学・高校」で開かれた入学式。「比治山女子中学・高校」から名称が変わり、今年度から共学になりました。学校は広島昭和高等女学校として1939年に開校。87年続く女子校の歴史がありました。
 共学となり、高校の新入生は332人。そのうち男子生徒は62人です。

■男子生徒
「もともと女子高だったのでちょっとだけ緊張したが意外とすんなり終われた」
「英語力を向上させたいと思って国際共生(学科)を選んだ」

■女性生徒
「共学は男子がいるから楽しそうだなと思って。吹奏楽を頑張りたい」

■男子生徒の保護者
「女子校が男子を受け入れたり、男子校に女子が入ってきたり、とてもいいと思っているので第一期生で入ってみたらということで入りました」

 共学化の狙いについて学校は・・・

■比治山学園高校 大林秀則 校長
「男子にも門戸を開放して、地域社会に貢献する人材を育成することが使命だと感じ、男女共学化を決断したところ。当然、生徒確保ということは、学校としてやらなければいけないことなのでそういう面も確かにある」

 共学化の流れは広島市の進徳女子高校でも。生徒数確保のため、来年度から「環太平洋大学広島高校」と名前を変え、男子生徒を受け入れます。
 県内の全日制・私立高校では、全体の入学者数が過去5年間で定員割れとなる中、学校側も対応にあたっています。

■清水ヶ丘学園 山本訓史 理事長「私たちは教育の仕組みそのものを作り直し、呉から新しい教育のモデルを発信する」

 呉市で2つの学校を運営する清水ヶ丘学園は、栃木県の学校法人と連携。地域や社会とつながる新たな教育モデルを導入します。清水ヶ丘高校ではこれまであった普通科や看護科などを来年度から3つのコースに再編。課題解決力を養う教育に力を入れる方針です。
 また、「呉青山中学・高校」は来年度から「星の杜広島 中学・高校」に校名を変更し、グローバル人材の育成を目指します。

 子どもの数が減り続ける中、私立高校の生き残りをかけた動きはまだまだ続きそうです。

【2026年4月7日 放送】