桜井和寿、Mr.Children活動休止前の心境を吐露「歌うこともうないわって」
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。
4月3日(金)放送の同番組は、Mr.Children特集の特別編。前回の放送で実現した桜井和寿へのロングインタビューから、放送に入りきらなかった貴重なエピソードが公開された。

【映像】桜井和寿が明かす、Mr.Children活動休止前の心境「悩みが出てきて…」
デビューから30年以上にわたって日本の音楽シーンのトップを走り続けてきた桜井。
そんな桜井だが、1996年に5thアルバム『深海』、翌1997年に6thアルバム『BOLERO』をリリースしたMr.Childrenは、その後、活動休止期間を挟むことになる。

番組でも何度も取り上げてきた『深海』は、直前に連発した大ヒットシングルが収録されていないという、アーティストのこだわりが感じられるコンセプトアルバムだ。
『深海』を制作した際の心境について、桜井は「もうそうせざるを得ない状況だった」と告白。
「自分を取り巻く環境を逆手にとっている自分もあって」と続けると、「僕はソングライターでもあるけれど、ボーカリストでパフォーマンスもしなくちゃいけない。だから、僕が歌うことに説得力があるボーカリストじゃないといけないと思っているんですね」と話した。

さらに桜井は「『innocent world』(1994年)の頃までは、少年性を持って、より輝ける場所を目指す、その姿に誰かが共感してくれるようなものだったと思うんだけど」と語りつつ、「成功した人間が歌を歌ったときに、いったい誰が共感するんだって悩みが出てきて。歌うこともうないわっていう感じになってきて」と本音を吐露。
そうした状況で『深海』を制作し、桜井は「そんなときにいろんなことが起こる。不思議だけど。歌うために無意識に起こしているのか。時々そんなふうに思うときもある」と振り返っていた。
