XFN-ASIAによると、韓国航空大手の大韓航空の李鍾熙(イ・ジョンヒ)社長は17日、記者団に対して、韓国とフランスとの間で行われる航空協議を前に政府に対して、韓国へのフラッグ・キャリアの乗り入れをEU(欧州連合)加盟国へ拡大させるというフランス側の提案を拒否するよう求めた。そのうえで、EU(欧州連合)が進めている加盟国の航空会社に対する自由就航協定に対向するため、日本と中国の航空会社を交えた3カ国による東アジア・ブロックを構築すべきと主張した。

  韓・仏の2国間は1973年に協定を締結し、ソウル−パリ間に就航できるのはフラッグキャリアと認めた大韓航空とエールフランスに限定すると取り決めていた。しかし、航空自由化が進む欧州では、例えば2国間の業界航空交渉を行うオープンスカイ協定などの場合、EUを一つの対象として拡大適用させる流れにある。このため、フランス側では今回、韓・仏間の協定をEUの他の加盟国のフラッグキャリアに広げるよう求めている。

  大韓航空の李社長は「協定は、開かれた航空市場をEU加盟国だけのものとするもので、到底認められない。これに対向して、韓中日の航空会社によるブロック構築を推し進めなければならない」と語った。

  一方、この新たな交渉がまとまれば、ソウル−パリの就航が可能になる韓国航空大手アシアナ航空は、「韓国−フランス間の搭乗率は平均で80%を上回り、休暇シーズンなどは座席不足となっている。自由化は競争力向上につながる」とし、フランスの提案を支持している。 【了】