YouTubeチャンネル「田端大学 投資学部」を運営する田端信太郎氏が、『【株ライブ】ヒットのIPOでやらかす!?〜毎朝845からその日の株価を動かすニュースを斬る!』と題した動画を公開した。自身が経験したIPO(新規公開株)の当選失効というハプニングについて語り、SBI証券のシステムに対する疑問と、そこから派生する投資家への提言を展開した。

動画の冒頭で田端氏は、IPO銘柄「ヒット」に当選したものの、その株式が自身の保有銘柄に表示されていないことに気づいたと述べた。「当たり前だけど、今朝起きて8時過ぎぐらいから気配どうなってんやろうと思って。当然、俺IPOの公募に当選したから自分の保有株のとこにあるよなと思ってSBIのアプリで入ってたんだけど、あれ、ないぞと」と、当時の驚きを語った。

この原因は、当選後に改めて「購入意思表示」を行う必要があったことであった。田端氏は、自身の認識との間にギャップがあったとして、次のように述べた。「普通、コンサートのチケットだってなんだって、当選したらあらかじめクレカで決済とか通してたらそのままとおるじゃん。そういうのないでしょ?」と、他のサービスと比較し、このプロセスがユーザーにとって分かりにくいと指摘した。さらに、「アプリがあるんだから、アプリの通知でリマインドして欲しいよね」と改善を求めた。資金が拘束されているにもかかわらず、購入が自動的に完了しない点について、「不親切じゃないの」と重ねて訴えた。

また、SBI証券と銀行口座を連携させている場合、意図せず証券口座へ資金が移動し、結果として生活費に影響が出る可能性についても警鐘を鳴らした。「大暴落とかあると、いつの間にか住信SBIネット銀行の金がそっちに流れて、公共料金とか引き落としできなくなったりするよ。下手したら」と、利便性の裏にあるリスクを指摘し、「連携しなきゃいいんだよ」と述べた。

動画の共演者が「有価証券報告書を読んだことがない」と発言すると、田端氏は「有価証券報告書も読めないんだったら、じゃあ銘柄なんか何でもいいじゃんと思うけどね」と厳しく指摘。決算説明資料が企業側の「見せたいことを書く自由演技」であるのに対し、「有価証券報告書」と「決算短信」はルールに則った「規定演技」であり、「ごまかしが効かない」と、一次情報の重要性を強調した。
自身の経験から「会計の知識って100年経ったって変わんないと思うんで。だから若いうちに勉強しておいたほうが絶対いいよ」と学びの重要性を力説。さらに、ビジネスにおける会計知識の必須性について、「ビジネスパートナーとして信頼を得るのは難しいだろう」と述べた。

最後に、自身のIPO失効の件を振り返り、期待していた機会を直前で逃してしまった悔しさを独特の比喩で表現した。田端氏は、今回の経験を通じて、投資プロセスにおけるシステムの透明性と、利用者にとって分かりやすい設計の重要性を改めて訴えた。

チャンネル情報

「愛と誠のアクティビスト投資家」田端信太郎です。堀江貴文さんや前澤友作さんの部下として間近で創業オーナー社長の振る舞いをみながら、LINEやZOZOで執行役員をつとめ、ライブドア、NTTデータなどで、社員としてIT企業を中から見た経験を活かしながら、個人投資家の立場から、株式投資という最高にエキサイティングな知的ゲームの楽しみと喜び、そして苦しみと恐ろしさを動画で、喜怒哀楽を込めて熱弁していきます!