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 6月16日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。ハロン編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

参考:【写真】「手、繋いじゃった」遊園地デートでラブラブな姿を見せる“おひな様”

 以下より、6月30日公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

・るい×おとは、笑顔のドラムセッション 加速するビートと恋の行方は?

 一般層にもその名を轟かせる一世一代の“おひな様フィーバー”を察知してか、『今日好き』スタッフたちが彼女の登場シーンを使って、いよいよ編集で遊び出した今週の3話(詳細は見逃し配信で確認してもらいたいが、キーワードはモナ・リザとドラゴン2体だ)。冒頭、りょうすけ(曽根凌輔)×せりな(佐藤芹菜)による特別な朝デートなどお構いなしに、男子が女子部屋を訪れて連続2ショットに。なかでも、早朝からカオスな展開となった、るい(倉田琉偉)×おとは(倉八音羽)の会話からスポットを当てていきたい。

 後述するメンバーたちがまだ寝起きテンションのなか、“ギャルは声帯も強い”と、その声量で知らしめたおとは。それこそ前回、あまりに可能性がなく「ごちそうさま」宣言をしていた相手から、実は第一印象で気になられていたことを打ち明けられると「ちょっと言ってよ早く! 遅い、言うの!」とダメ出しの連続である。彼女もまた、るいのことを気になっていたため、つまりは両想い同士。るいの視界に入ってなさそうだと勘繰ってしまったことによって、どうやら「このままだったら“おとは終わるな”って」と、昨日までおうが(桜我)を立て続けに2ショットへと誘っていたそうだ。

 また、やはり早朝でローテンションなこともあってだろう。るいから「お化粧がすごい上手だよね」と褒められても、「本当に思ってる?」と、やはり疑ってしまうおとは。なんだろう、おとはくらい距離を詰めてくれて、抱えている想いを赤裸々にぶつけてくれる方が、一気に親しくなれる気がする。

 そんな彼女が本当に“いい子”なのだと伝わったのが、この後の珍妙なやりとり。るいは、特技のビートボックスを伝授しようと、ハイハットの打ち方をレクチャー。おとはは慣れないハイハットを刻み、るいもまた彼女から「お手本をまずはカマしてもらって」「暇なときにビートボックス(してんの)? チャラいね?」と指摘されるなど、ともに共感性羞恥を分けあっていくも、最後には「おとははビートボックス、ちょっと向いてないかも!」と、巧みにエスケープをカマされてしまう。というか、おとはにこれ以上、スペックを搭載させないでくれ。ビートボックスができるギャル、さすがに面白すぎるだろ。

 ただ、意外と乗り気(?)だったおとは。最後には、るいとのセッションを自ら申し出て、音を重ねていく……も、ラップをカマすことなく、ただ爆笑して撃沈。ところでセッションといえば、思い出されるは『卒業編2025 in ソウル』。さとる(永見悟琉)とのあ(希空)が交わした、涙のドラムセッション以来の光景である。るい×おとはの間で、加速するビートと恋の行方は? 少なくとも彼女には「全然どういうことかわからなかった」と、この2ショットが謎に映っていたようだが、たぶんそういうのも嫌いじゃないだろ?

・“おひな様”の「チェンジ」宣言、ついに詳細が明らかに しゅんの課題は“会話力”か

 同じ時間帯には、しゅん(倉澤俊)×ひな(長浜広奈)も2ショット。おとはと対照的に、まだ声が出ていない寝起きの“おひな様”。とはいえ、しゅんのビジュアルはお気に召したようで、「顔が整ってる」と彼氏候補の第一関門はパスしたようだ。一方、自身については「面白いじゃん」と評価されるも、すぐさま「かわいい?」と訂正するよう導いてくる。この流れは、後のグループ行動でも再演されるのだが、ひなには脊髄反射でこのやりとりをする機能が搭載されているのだろうか。

 少し気になったのが、ふたりの会話が妙に平行線を辿っていたこと。しゅん曰く、女子陣による昨日の“花くじ”で、当たりを引いたひなが夜デートの相手に選んでくれなかったことを悔しく思っていたという。その穴を埋める意味でも、これからたくさん喋りたい。その気持ちは十分に理解できるし、もう伝わりきった。肝心なのは、そこからどう話を発展させて、おひな様をどう楽しませられるのかである。

 しゅんの場合、“話したい”という前置きがとにかく長いように思えた。それこそ、おとはがおうがを例えた“国語辞典”ではないが、会話の引き出しが多くないと、ひなは飽きてしまうタイプに思える。なおかつ前日には、るいが「私に言い残すことはないですか?」と、遠回しに同じ課題を指摘されて、ひなからほぼ“脈なし”判定をくらっている。高校生だと難しいかもしれないが、軽口を叩くくらいがちょうどいい。しゅん、もっとラフにいけよ。

 現に、ひなは前述の「かわいい?」訂正の後、一瞬だけ“う~ん”との表情を覗かせているのが引っかかったが、その後のソロインタビューで現状での男子お気に入りランキングを発表。上位からもんた(MONTA)、るい、しゅんの順だったのが、しゅんとるいが逆転したようだ。放送前から視聴者を騒がせていた「チェンジで!」発言はここでのことで、ハマらなかった男子を“チェンジ”したのではなく、あくまで順位の“逆転”を意味していた。でも、ビートボックスができる男子もなかなか面白いぞ!

・ひな、旅のなかで初の“手繋ぎ”披露 「楽しいよね。かわいいよね。完璧。以上?」

 さて、午後からは2組に分かれてのグループ行動が幕開け。メンバー分けは、男子サンダル飛ばし対決によって決められ、上位2名が気になる女子を誘い、東南アジア最大級だというハロンの人気遊園地に繰り出せるという。詳細こそ割愛するが、世紀の泥試合を見せたサンダル飛ばしも、勝利を収めたのはしゅんとりょうすけ。順に、ひなとめい(天宮芽唯)を指名して、残りのメンバーはベトナム最大級のウォーターパークに向かうこととなった。

 やはり注目は、しゅん×ひなである。まずは4名全員でジェットコースターに乗るも、発車前からクロちゃんばりに「待って、無理かも~」を連呼するひな。涙目になりながら死戦をくぐり抜けるが、途中にはしゅんに手を握るよう雰囲気で促し、降車時には「手、繋いじゃった」と、隣のめいに報告する達者ぶり。この後、ジェットコースターがあまりに楽しく「あと30回は乗れる」と豪語していたが、喉元すぎればなんとやら。イケメンから手を繋がれたからだろう。なんとも現金なものだ。

 りょうすけ×めいと別れてからは、なんと再び“手繋ぎ”モードに。しゅんが「話すのが苦手」とのことに「知ってる」と即答するが、ここでは「言葉じゃ上手く伝えられないので、もう一回、手を繋ぎたい」と伝えられると、やや緊張の面持ちとなった。しかしながら、やはりひなと付き合うには会話力が不可欠なようで、「もっと喋って。喋りなさい、もっと!」とまたしても“執事従え系女子”となると、もんたとは会話が盛り上がっていたと、わかりやすくハッパをかける。

 さらには自身について「おもしろいよね。楽しいよね。かわいいよね。完璧」と、そこだけ切り抜けば洗脳のような会話を繰り広げたところで、いよいよ勝負どころに。ひなから「以上?」と、続く言葉を求められた。しゅんは「ひなちゃんに相応しい王子さまになります」を絞り出したが、まぁ及第点といったところか。その後も、場を去りながら「マジ喋ってね? おっきい声でね?」と、おひな様からのフィードバックが止まらない始末だった。

 そんな2ショットを終えて、ひながソロインタビューで一言。「私に好きになってもらうために頑張ってて、偉いと思いました」。他局の番組名を引用して大変恐縮だが、あえて切り込ませてほしい。これって『バチェロレッテ・ジャパン』ですか?? そして忘れかけていたが、グループ行動への出発前、ひなは別のソロインタビューにて、もんたに「(ほかの子に)行かないでほしい!」と“お留守番”を申しつけたいとまで言っていたはず。なのに、自身をダシにされ、手まで繋がれ。これでは彼も報われないばかり。もんた、見てるか?

 そのほか、しゅん×ひな以外にも、同じく遊園地組ではりょうすけ×めいが2ショット。ウォーターパーク組の方でも、この日の朝に会話をしていたおうが×あおい(永瀬碧)が、ふたりでゆったりとした時間を過ごしていた。実は、このほとんどのペアが、第一印象の時点から気になっている者同士。『今日好き』には珍しく、2日目を迎えても幸せな時間が継続しているものの……次回予告で流れた、魔王戦のような不穏なBGM。幾田りらが歌う主題歌「恋風」から一気に雰囲気が変わったが、あれ本当になんなんですか?

(文=一条皓太)