山本栞奈さん(右)

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KKTが取材を続けている女性。難病を患いながら、この春、社会人になった山本栞奈さんです。先週、小学校に招かれ「自分も人も大切にしよう」と子どもたちに語りかけました。

大津町の小学校で行われていたのは…。

■山本栞奈さん
「人権って何でしょう」
■児童
「人にある当然の権利です」
「人が優しくされる権利です」

山本栞奈さん(27)が講師を務める特別授業です。全身の筋力を次第に失う難病で、首から上と右手の一部しか自由に動かすことができない栞奈さん。この春大学を卒業し、熊本市の事業所でSNSを使った広報の仕事を担当しています。そんな栞奈さんを招いたこの日の授業。4年生に呼びかけたのは、隣にいる友だちの「いいところ」を伝え合うことです。

■児童
「優しくて僕が困っているときに助けてくれるところです」
「ありがとうございます」

■山本栞奈さん
「みんないいところ違ったよね。だからみんな違ってそれが当たり前でそれがいいところなんだよって」

周りに助けを求める勇気についても話しました。

■山本栞奈さん
「人を頼って、自分の気持ちも大事にしてほしいなと思います。そうすると人にも優しくできるし、人の話もきくこともできて、人を大切にすることができるのかなと思います」

話を聞いた子どもたちは…。

■女子児童
「人を頼れるようになろうというのが今まであまりできなかったのでこれからやっていきたいと思いました」

■男子児童
「栞奈さんの話を聞くまではあまり自分を大切にしていなかったと思うので、これからは自分を大切にして生きていきたいです」

栞奈さんだから伝えられること。それが子どもたちに届いたと感じる時間になりました。

■山本栞奈さん
「子どもたちの素直な意見を聞けてこれからの私の後押しになる。これからも(講演を)頑張ってやっていきたい」