前半戦復帰が絶望的か ド軍首脳陣が考える佐々木朗希の“苦境打破”の鍵は?「自信を持って投げられる状態を作らなければ」

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ノースローでの調整が続いている佐々木はどのようにプロセスを歩んでいくべきなのか。(C)Getty Images

 復帰に向けた道のりは険しいままだ。ドジャース佐々木朗希である。

 現地時間5月3日に行われた敵地でのブレーブス戦でメジャー7登板目にして初勝利をつかんだ佐々木。しかし、球速が開幕時から低下傾向にあった身体は、決して万全ではなかった。続くダイヤモンドバックス戦での登板後に右肩インピンジメント症候群を患っていたことが判明。15日間の負傷者リスト(IL)入りが決まった。

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 本人が「根気よく向き合っていかないといけない」と肩を落としたIL入りから約3週間。「必ずしも投げる練習をする必要はない」というチームの意向に沿って調整を再開した佐々木は、軽めのキャッチボールこそ始めているものの、基本はノースローでリハビリに専念。戦線復帰の見通しは立っていないという現状だ。

 前半戦中の復帰も雲行きが怪しくなってきている。それでもドジャース首脳陣の評価にブレはない。ブランドン・ゴームズGMは、米誌『Sports Illustrated』で「この休養期間は、彼に良い習慣を身につけさせるだけの調整期間として良いかもしれない」と指摘。その上で、佐々木がどう改善するべきかの持論を展開した。

「今の彼のプレーぶりは、本来の実力とは全くかけ離れているように感じた。だからこそ、自信さえ取り戻せれば、まだまだ伸びしろはあると感じてもいる」

 100マイル(約160.9キロ)を超える速球をはじめ、佐々木に秘められた特大のポテンシャルを疑いの余地はない。だからこそ、「今は彼が自信を持ってボールを投げられる状態を作らなければならないと思っている」(マーク・プライアー投手コーチ談)というドジャースが、いかに再起させていくのかは大いに興味深いところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]