アカデミー育ちのGK寺門陸がマリノスデビュー。試合後に明かした後半からの出場の舞台裏とトップチームでピッチに立った想い
横浜F・マリノスが6−1で大勝した北海道コンサドーレ札幌とのルヴァンカップ準々決勝第1戦で、横浜のGK寺門陸がマリノスでの公式戦デビューを飾った。
横浜アカデミー育ちの21歳は、トップ昇格した2021年にレノファ山口FCへレンタル移籍。そこでの3年間の武者修行を経て、今季からトリコロールに復帰していたが、ここまでベンチに入る試合はあったものの、ピッチに立つチャンスを掴めていなかった。
そして後半スタートから投入された41番は、試合後に「緊張していたんですけど、試合に入ったら思った以上にスムーズに入れた」と振り返ったように、ビルドアップで安定したパス捌きを見せれば、67分には横浜の守備陣が相手FWに背後を取られるも、勇気のある飛び出しでゴールを死守するなど、堂々としたプレーを披露した。
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ようやく横浜での公式戦デビューを果たした寺門は、次のように想いを語った。
「ここまで今年は試合に絡む機会が少なくて、苦しい時間を過ごしてきたなかで、シゲさん(松永成立)や哲さん(榎本哲也)など素晴らしいキーパーコーチに鍛えてもらっていたので、ここまでやってこられたと思います。
自分が育ってきたクラブですし、このクラブで試合に出ることがずっと目標だったので、急遽という形でしたけど達成できたのは自信になります。サポーターの声援も力になるって感じましたし、もっと皆さんと勝利を味わいたいです」
一方で、77分の失点シーンについては反省を口にする。左サイドから上げられたクロスを寺門が左手で弾き返すも、そのこぼれ球を札幌の白井陽斗にダイレクトで押し込まれたのだ。
「チームが大量得点を奪っている試合だからこそ、無失点に抑えなければいけないのがキーパーのタスクだと思います。また見返して改善策を考えたい」
自身の課題に目を向ける寺門は、今後の定位置争いに向けて「ここがゴールではなくスタートなので、また一歩一歩練習からやっていって、試合に絡む機会を自分で掴み取れるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
