雌のタイワンカモシカ「薇薇」と娘の「薇宝」(台北市立動物園提供)

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(台北中央社)台北市立動物園のタイワンカモシカ「薇薇」(ウェイウェイ)が先月23日、雌の赤ちゃんを1頭出産した。薇薇は人工哺育で育てられたが、赤ちゃんの世話を立派にこなしているという。

生まれたばかりの頃に親を失い、中部・南投の施設に送られた薇薇。同施設で初めて人の手で育てられたタイワンカモシカとなった。野生に返るための試験に何度も挑戦したが合格できず、動物園で暮らすことが決まった。

同園に来たばかりの薇薇は人には懐くものの、他のタイワンカモシカを怖がった。同園は薇薇が仲間たちと生活できるよう少しずつトレーニングを実施。岩壁を登ることもできなかったが、環境に慣れ、他の個体がいても隠れなくなった。

ママになって1カ月。赤ちゃんの行動に常に気を配り、しっかり授乳もしている。赤ちゃんはすくすく育っており、薇薇について回って飛び跳ねたり、薇薇のまねをして葉をかんだりしているという。

(陳怡璇/編集:楊千慧)