恐怖!「1時間記憶がない居眠り運転」 徹夜で作業していたら死の危険を感じた男性

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生死に関わるような危険は、日常の中にこそ潜んでいる。そして、仕事が原因で危ない目に遭うことも……。「死ぬかと思った体験」を募集したところ、生きるために働いているつもりが、知らず知らずのうちに死へ向かっていたというエピソードが2つ寄せられた。

店舗外装の工事を生業としている50代前半の男性(正社員)は、短い納期で店舗改修を引き受けたのがまずかった。

「それ以来、徹夜の仕事はお断りしております」

男性は2日間にわたり完全徹夜し、オープン1時間前に何とか作業を間に合わせたという。5徹夜は1日でもきついが2日連続となると疲労は相当なもので、会社までの帰り道に、居眠り運転してしまったようだ。「記憶が1時間無かった」と明かしている。

「無事帰社できたから良かったですが、それ以来、徹夜の仕事はお断りしております」

死ぬ思いをして初めて、男性は気づいたようだ。

続いては40代後半の男性(契約社員)のケースだ。働き方改革を受けて、残業時間を削減したり、禁止したりする職場も増えているなか、男性の会社では「部下の残業を減らせ」と命令が下ったそうだ。

男性は当時15人の部下を抱える課長であったため、部下の代わりに毎月200時間超の残業を半年間する羽目になったという。

「その間、真面に休んだのは2日程度でした」

と明かし、見切りをつけ退職した。

人生で多くの時間を消費するものは仕事だ。楽しく仕事をすることは、楽しく生きることである。健康で楽しく働ける職場を作ろうという意識を誰もが持てば、職場も、延いては社会もきっと変わるだろう。二人の男性のように、「断る」「辞める」ことも大事な意思表示だ。

※キャリコネニュースではアンケート「死ぬかと思った体験」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/M9XFDC07