訪日の柯文哲氏、野田佳彦元首相らと面会 総統選第2野党候補 台湾(民衆党提供)

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(東京中央社)日本を訪問している第2野党、民衆党主席(党首)で、来年1月の総統選に出馬予定の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長は5日、立憲民主党の野田佳彦元首相と東京都内で面会した。野田氏は、日本が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加を決めたのは自身の首相在任時だったとし、台湾を歓迎する考えを示した。

その上で、柯氏が総統選で当選した際には台湾のTPP加入を引き続き推進することに期待を寄せた。中国については、加盟の排除は困難としつつ、英国加入時と同じ条件を満たすよう中国に求める姿勢を見せた。台湾の世界保健機関(WHO)総会への参加も支持すると述べた。

日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の会長を務める自民党の古屋圭司衆院議員らとも面会し、TPP加入などについて意見を交わした。古屋氏は、台湾が福島を含む5県産食品の輸入を再開したことで障害は排除されたとし、台湾の参加を支持する立場を改めて表明した。

夜には台湾の対日窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長が開いた夕食会に出席。柯氏は両岸(台湾と中国)問題について、太平洋の観点から対処していくべきだとし、台湾は中国が武力侵攻した際に払う犠牲を増大させることができると話した。

柯氏は8日まで日本に滞在する。5日には早稲田大で講演した。他の大学での講演も予定されているという。外交や防衛分野を専門とするシンクタンクも訪問する見通し。

(楊明珠/編集:楊千慧)