【前園真聖コラム】第447回「新生森保ジャパンでより一層張り切ってほしい選手たち」
20日、いよいよ新たな日本代表が練習をスタートしました。冨安健洋や角田涼太朗がケガで辞退したのは残念ですが、代わりに招集された町田浩樹や藤井陽也にはがんばってほしいと思います。
今回のメンバーは、すっかり東京五輪世代がチームの中心になっています。そしてこれからの日本代表に必要なことは、パリ五輪世代を取り入れていくことです。
U-22日本代表が日本代表の活動と同じ時期にヨーロッパ遠征して試合をするにもかかわらず、森保一監督がその世代の選手を招集したことから、監督もその2つの世代の「融合」をとても意識しているのだと思います。
ただ、今回のメンバーを見て分かるとおり、26人中19人が海外組です。このままだと4年後のワールドカップを見ても海外組の選手がチームの中心になるだろうと思います。実際、カタールワールドカップのときも、海外でのプレー経験がないJリーグ組で実力を発揮できたのは谷口彰悟ぐらいではないでしょうか。
だからこそ今大事なのは、Jリーグ組がどれだけ海外組に負けない働きを見せることが出来るか、海外のチームと戦ってどこまで通用するか、ということを証明することです。
パリ五輪世代の若手選手には有望株がたくさんいます。彼らがまずJリーグで強化されて海外組と同じようにプレーできるようになれば、日本の選手層は厚くなります。そのためにも今回選ばれているJリーグ組に、一層張り切ってほしいと願っています。
今回のメンバーは、すっかり東京五輪世代がチームの中心になっています。そしてこれからの日本代表に必要なことは、パリ五輪世代を取り入れていくことです。
U-22日本代表が日本代表の活動と同じ時期にヨーロッパ遠征して試合をするにもかかわらず、森保一監督がその世代の選手を招集したことから、監督もその2つの世代の「融合」をとても意識しているのだと思います。
だからこそ今大事なのは、Jリーグ組がどれだけ海外組に負けない働きを見せることが出来るか、海外のチームと戦ってどこまで通用するか、ということを証明することです。
パリ五輪世代の若手選手には有望株がたくさんいます。彼らがまずJリーグで強化されて海外組と同じようにプレーできるようになれば、日本の選手層は厚くなります。そのためにも今回選ばれているJリーグ組に、一層張り切ってほしいと願っています。
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。