首位戦線で躍動する鈴木隆太 週末での戦いにも期待大だ(撮影:ALBA)

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<アジアパシフィックアマチュア選手権 2日目◇28日◇アマタスプリングカントリークラブ(タイ)◇7502ヤード・パー72>
世界アマチュアランキング日本勢最下位(498位)の“伏兵”がオーガスタへの道を着々と進んでいる。優勝者には来年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が付与される今大会で、前日「67」をマークした鈴木隆太(日体大2年)は、5バーディ・1ダブルボギーの「69」をマーク。トータル8アンダー・4位タイと日本勢最上位をキープし、首位と2打差で週末へ向かう。
インの10番から出た鈴木は11番、12番で連続バーディ。それでも「昨日よりショットが曲がっていた」と振り遅れる悪癖が出ていた。14番パー4では、ティショットが右に飛び、カート道に跳ねてロストボール。このホールでダブルボギーを喫した。
一気に2つスコアを落としたが「(この日)イーブンパーだから振り出しに戻った感じ。そこから4アンダー目指して頑張ろうと思った」と前を向いた。すると16番パー4で2打目を1.5メートルにつけて1つ戻すと、浮島の名物ホール17番パー3では左に曲がる7メートルのバーディパットを流し込む。後半に入って5番パー3でも1つ伸ばして、優勝戦線に残った。
右に曲がる悪癖をラウンド中に修正しすぎて左に曲がるショットが出るなど、昨日より耐えるゴルフになったが、要所でパッティングに救われた。「3アンダーは自分の中では悪くないスコア」。一日4アンダーの目標には1打多かったが、及第点をつけた。
「最近本当に下手すぎる」と自身のゴルフについて話すが、タイに入ってからは「心配要素はないです。逆に心配していたら優勝できないと思うので、ポジティブにいこうと思っています」。マスターズへの道は残り2日間、36ホール。「優勝を目指さないと意味がない。バーディをガンガン狙って、耐えるところは耐えてボギーを抑えたい」と語気を強めた。
知人からは、普段「何を考えているか分からない」と分析されている20歳。捉えどころのない性格だが、優勝への強い思いをみなぎらせていることは確かだ。

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