USBメモリ(イメージ写真=東スポWeb)

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 負の連鎖がどうにも止まらない…。兵庫県尼崎市は23日、全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したことを発表した。

 市によると、新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金支給事務の委託業者が21日、4人で3時間ほど飲食店で飲酒。酔いが回り過ぎ、帰宅時に路上で熟睡してしまったところ、目覚めたときにUSBメモリの入ったカバンごと紛失したことに気づいたという。

 メモリには全市民の氏名や住所、生年月日などのほか、住民税を納めているかどうかや、生活保護の受給に関する情報などが含まれていた。稲村和美市長は記者会見で「市民のみなさまにご心配をおかけし、心からお詫び申し上げる」と陳謝したものの、市の会見が火に油を注ぐ事態に…。

 なんとパスワードがかけられていたかどうかを質問された職員が「英数字13桁のパスワードを設定している。解読するのは難しいのかなと考えている」と返答してしまったのだ。

 今のところ外部への情報漏洩は確認されていないものの、英数字13桁という爛劵鵐鉢瓩鰺燭┐討靴泙辰燭海箸鉾稟修噴出。ツイッター上では「なぜ桁数を教えた?」「セキュリティ意識のレベルの低さに驚いた」「もはや情報セキュリティの教材」「バカすぎる」とあきれる声がタイムラインを埋め尽くした。

 一方で爛劵鵐鉢瓩鬚發箸縫僖好錙璽匹鮨簑する者も現れ、13字で構成される「amagasaki2022」がトレンドワード入り。もしもこれがビンゴだったら目も当てられないほど脆弱なパスワードというほかない。

 悪い流れは止まらない。フリマアプリ「メルカリ」に「尼崎のUSBメモリ」なる商品が一時出品されていたことも判明。価格は尼崎の人口に近い45万2600円に設定されたが、いたずらの可能性が高いとして当該ページは既に削除されている。

 尼崎市は、不安を持つ市民向けに相談ダイヤルを設定している。つながることを祈るばかりだ。