国民党の駐米事務所再開を喜ぶ同党の朱主席(左から6人目)ら=6月8日、米ワシントン

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(ワシントン中央社)米国を訪問している最大野党・国民党の朱立倫(しゅりつりん)主席(党首)は8日、首都ワシントンで同党の駐米事務所の看板除幕式を行い、14年ぶりに事務所を再開させた。式典後、報道陣の取材に応じた朱氏は、国民党は親米で民主主義や平和、安全、繁栄を支持する政党であり続けてきたと述べ、世間から貼られた「親中」のレッテルは誤りだと訴えた。

2008年、国民党の馬英九(ばえいきゅう)氏の総統当選を受け、同党は駐米事務所を閉鎖。外交部(外務省)が関連の業務を担っていたが、16年に与党の座を失ってからも党員は米国に派遣されておらず、対米交流のパイプの再構築のため、事務所再開に向けた準備を昨年11月から進めてきた。

朱氏は式典のあいさつで、「われわれは戻ってきた」と喜びを示した。また、国民党は台湾を守る政党であり、台湾の民主主義を守る政党でもあると強調。駐米事務所再開後は、台湾のため、中華民国のために支持を勝ち取っていくと意気込んだ。

朱氏は2日から米国を訪問しており、8日はワシントン滞在の最終日だった。対中融和路線を打ち出してきた国民党。朱氏は、中国軍機の台湾周辺での飛行が相次いでいることに触れた上で「強硬な手段は台湾の人々の反感を招くだけだ」と指摘した。

朱氏はワシントンを離れた後、ニューヨークを訪問。10〜11日はロサンゼルスに滞在し、12日に帰国する予定。

(徐薇婷/編集:楊千慧)