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私は現在、娘・あーちゃんと実家で暮らしています。旦那の海外赴任が決まったとき、私は自分の仕事や娘の保育園のこともあり日本に残りました。娘はもうすぐ2歳。誕生日の記念に両親も揃ってのお出かけを楽しみにしていました。

私が応答すると、インターホン越しに「いっちゃん」と呼びかけてきたのは姉でした。姉は第一子を妊娠中で、間もなく出産を迎えます。



姉が「やっぱり里帰り出産したい」と言い出し、両親は大歓迎です。私は娘と一緒に暮らすスペースを半分明け渡すように言われ、黙って片付けをはじめました。実は子どもの頃から両親にはなんでも「姉を優先されてきた」記憶がある妹の私。苦い思い出がよみがえってきて、素直に歓迎する気にはなれませんでした。



姉との同居がはじまり私は次第にストレスを感じるようになっていきました。両親は妊婦の姉ばかりちやほやします。姉も私に対して全く遠慮がなく、無神経な発言をすることもたびたびです。イラっとするたび言葉をグッと飲み込む私。

姉は妊婦さんだから優先されるのは当たり前……今はそう思って何とかやり過ごしています。

後編へ続く。

文、作画・小松 編集・井伊テレ子