技術、題材選びは優れていても、「生命力」を失いつつある日本アニメ=中国メディア
記事は、アニメの技術、題材探し、生命力という3つの点から日本アニメの状況を分析している。まず技術面では日本のアニメ業界は今なお進歩を続けていると紹介。3Dアニメ作品の制作技術では米ハリウッドの後塵を拝しているものの、それでもゲーム分野で長年蓄積されてきた豊かな技術や経験を持っているとしたほか、特に2Dアニメに関しては他国・地域の追随を許さないほどの技術力を誇り、今なお世界のアニメ業界を引っ張る基盤となっていると伝えた。
一方で、3つめの生命力については「この点において、没落していると言わざるを得ない」とした。日本のアニメ業界が1970年代より急速に発展し、各種作業が確立され、意欲的な作品もどんどん制作されて業界全体が生命力に満ちていたものの、今ではすでにアニメ制作に関する優れたテンプレートが存在する状況で、多くの作品がこのテンプレートに沿って流れ作業的に生み出されており、かつてのような活気、生命力が失われつつあるというのが記事の筆者の主張だ。
記事は、現在の日本のアニメ業界が抱えている問題は生命力の減退であるとしつつ、今後さらに生命力が失われたとしても「完全な没落」に至ることはあり得ず、短時間のうちに市場の大部分を失うこともないと予測。その理由について、すでに成熟した市場と運営モデルを手にしており、既存作品の掘り起こしやリメイク、さらにはグッズの販売といった展開を行う術を持っているからだとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
