小型軽量でかわいいカラーが印象的なワイヤレススピーカーsanagの「X6S」は予想外に多機能だった！
これまでまったくと言っていいほどワイヤレススピーカーに興味を示さななかった筆者だが、あまりにもかわいいカラーリングに一目惚れしてしまい衝動買いした。
価格も2千円台前半と安価だったのと、コロナ禍で在宅ワークが増え、利用する機会も以前よりはあるだろうという理由からだ。
製品の紹介を見ると、2台接続できるとのことだったので、「グリーンとオレンジのグラデーション」と「ピンク」をそれぞれ1台ずつ購入した。
かわいくて安い、ほぼこの2点で購入を決めたため機能面に期待はしていなかったのだが、製品が無事に届き、色々と触ってみると予想以上に多機能なことに驚いた。
今回はそんなワイヤレススピーカー「X6S」の基本的な性能を紹介していく。
■いつでもどこでも使えるミニスピーカー
「X6S」は、とにかく小さくてかわいい。本体サイズは約75×88×70mm、重量は約220 g。円柱の形をしたミニスピーカーで、ストラップを取り付けて持ち運びできるほど小型で軽量だ。
片手に収まるサイズ感
本体の質感はサラサラとして手触りがよい。カラーバリエーションは、今回購入したグラデーションカラーとピンクのほかに、ホワイトとブルーがAmazon.co.jpで販売されている。
1200mAhの内蔵バッテリーを搭載し、最大で12時間の連続再生が可能なだけでなく、IPX5の防水性能やIP4Xの防塵性能にも対応しているため、キッチンや外出先などのアウトドアシーンでも使える。
特徴をまとめると、
・小さくて軽い
・バッテリー内蔵
・防水および防塵性能に対応
このように気軽に持ち運びでき、いつでもどこでも使えるという点が大きなメリットなのだ。
■ワイヤレススピーカーなのに有線でも使える？
「X6S」は、持ち運びしやすいだけでなく、多機能なワイヤレススピーカーだった。
その理由がスピーカー本体の背面にある。
本体背面
本体背面には
・4つの操作ボタン
・microSDカードスロット
・LEDランプ
・microUSB端子
・マイク
・3.5mmAUX端子
このようにボタンや端子が満載なのだ。
操作ボタンは長押し、および短押しに機能が割り当てられている。
そして驚いたのはmicroSDカードスロットを搭載していることだ。
音楽データを保存したmicroSDカードを本体にセットすれば、microSDカード内の音楽を再生してくれる。
つまり、スピーカーだけでなく音楽プレーヤーとしても利用できるのだ。
「X6S」は、これだけでない。
なんとワイヤレススピーカーでありながら、有線接続にも対応していたのだ。
ワイヤレスで楽しむ場合は、スマートフォンやパソコン、ウォークマン、iPod、音楽プレーヤーとBluetooth接続することで利用できる。
有線で楽しむ場合は、3.5mmAUX端子に音楽プレーヤーをケーブル接続して音楽を流すこともできるのだ。製品には3.5mmAUXケーブルが1本同梱されているので、ワイヤレスだけでなくケーブル接続で利用する場合もすぐに使うことができる。
さらに、マイクも内蔵している。
つまりハンズフリー通話もできるのだ。
在宅ワークでスマートフォンやパソコンと接続して利用する場合にも便利だ。
ちなみに、日本国内では利用できないが、FMラジオにも対応している。
この小さなボディに様々な機能が搭載されおり、何より2千円台前半の価格で購入できてしまうことに驚かされた。
音質も小型スピーカーなので低音はやや厳しいが、まずまずといったところだ。
また、大きめな音量で再生できるため、スマートフォンやパソコンのスピーカーでは物足りない人にもオススメできる。
ちなみに、Amazon.co.jpを検索すると、ポータブルスピーカーやミニスピーカーといった製品は色々なメーカーから販売されており、形状や価格も様々だ。
今回の「X6S」にもっとも近い製品には、Anker（アンカー）の「Soundcore mini（サウンドコア ミニ）」シリーズがある。最新モデルは「Soundcore Mini 3」で、これまで3世代のモデルが販売されているが、価格や機能面でバラつきがあるので、購入を検討する際は、機能面と価格はしっかりと確認したほうがよいだろう。
製品型番：X6S
メーカー：sanag
サイズ：約75×88×70mm
重量：約220 g
内蔵バッテリー：1200mAh
連続再生時間：最大12時間
防水性能：IPX5
防塵性能：IP4X
Blutoothe：5.0
対応機種：iPhone、Android、パソコンなど
インターフェース：microSDカード（最大32GB）、microUSB、3.5mmAUX端子
同梱物：X6S本体、ストラップ、microUSBケーブル、3.5mmオーディオケーブル、ストラップ通しピン、ユーザーマニュアル
・Amazon.co.jp：SANAG
執筆：S-MAX編集部 2106bpm
