中国のポータルサイトに、陸上男子110メートルハードルで日本人選手がアジア歴代2位の好記録をマークしたことについて「劉翔の時代はすでに過去のものになりつつある」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・網易に28日、陸上男子110メートルハードルで日本人選手がアジア歴代2位の好記録をマークしたことについて「劉翔の時代はすでに過去のものになりつつある」とする記事が掲載された。

 記事は、27日に行われた陸上日本選手権男子110メートルハードル決勝で、21歳の泉谷駿介が13秒06という新しい日本記録で優勝したと紹介。先日日本記録を作ったばかりだったライバル・金井大旺も13秒22の好タイムで2位、もう1人の第一人者、高山峻野も13秒37で3位となり、3人揃って東京五輪の派遣標準記録をクリアして代表に内定したと伝えた。
 
 そして、泉谷はこれまでにも力強さを発揮し多くの優れた成績を残してきたが、特に今季は絶好調であり、3月には日本国内で開かれた室内大会の60メートルハードルで7秒50の日本記録をマーク、その勢いを今大会でも発揮し、自己ベストの13秒30を大きく上回り、アジアでは中国の劉翔が作った12秒88に次ぐ歴代2位に躍り出る13秒06のタイムを叩き出したとしている。

 また、日本では泉谷、金井、高山の3人が競いあうようにレベルを高めている一方で、中国の110メートルハードル界は劉翔引退後の低迷期が続いていると指摘。劉翔の後継者と目されてきた謝文駿は故障によりなかなかレースに出られず、若手の曽建航もトレーニング中の転倒によるケガから回復していないとし、同種目における中国のアジア覇者の地位が危うくなっていると伝えた。

 記事は、同種目のアジア記録がなおも2004年のアテネ五輪で劉翔が出した12秒88であるとした上で、泉谷ら若手の選手が今後弛みない鍛錬を重ねていくことにより、より優れた成績を生み出し、劉翔の記録を打ち破る可能性が極めて高いと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)