那須町の遊園地「那須ハイランドパーク」でおととし8月、遊具から男性客が転落して死亡した事故で、県警察本部は1日、業務上過失致死の疑いでアルバイトの係員だった大学生と、現場責任者だった40代男性の2人を書類送検しました。

業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、当時アルバイトをしていた20歳の大学生の男性と、当時現場責任者だった無職の49歳の男性です。

事故があったのは、那須ハイランドパークのボルダリング施設「ノボランマ」にあった、はしごを登って高さ5メートルほどの所にぶら下がっているサンドバッグに飛び移る遊具です。

2019年8月5日、大学生の男性は、当時51歳の男性客に命綱をつけずに案内し、遊具から転落死させた疑いがもたれ、元責任者の男性は勤務歴が少なかった大学生に十分な指導をするなどの注意義務を怠った疑いがもたれています。

運営会社が設置した安全委員会がまとめた報告書では、アルバイトとして出勤6日目だった係員が、客に命綱を着け忘れたことが直接の原因としています。

死亡した男性の遺族は弁護士を通じて「二度と私たちと同じような犠牲者を出すことがないよう安全性について、もう一度真剣に向き合っていただきたい」とコメントを発表しています。

一方、那須ハイランドパークは、とちぎテレビの取材に対し、「マニュアルの徹底などを行い、このような事故をおこさないよう善処する」とコメントしています。