死者数は減少から一転。重大事故が増えているようです。

事故は大幅減 しかし死者は増


写真はイメージ(画像:photolibrary)。

 コロナ禍で人の動きが大きくに減った2020年でしたが、東京都内における交通事故の死者数は、前年と比べ大幅に増加していることがわかりました。

 警視庁が2021年1月に発表した、2020年中の東京都内における交通人身事故発生状況によると、死者数は前年から22人増加(16.5%増)の155人でした。2018年は前年比マイナス21人、2019年はマイナス10人と推移していた状況から一転しています。

 一方、2020年の事故発生件数は、前年と比べてマイナス4825件、負傷者数はマイナス5889人と減少しています。このマイナス幅は、2019年に前年と比較した数値と比べると、それぞれ2倍以上です。このことから、事故そのものは大幅に少なくなっているものの、死に至る重大事故が増えていることが伺えます。

 亡くなった人の年齢層や、事故の状況別の特徴では、歩行中の高齢者が亡くなるケースが32人と最多です。このほか、自転車の乗用中に亡くなった人が全年齢で前年比8人増の33人と、増加率が最も大きくなっています。