2020年10月16日の公開から10日間で興行収入100億円を達成し、連日そのヒットの様子が報じられている「劇場版 鬼滅の刃 『無限列車編』」。

そんな中、回転ずしチェーン「はま寿司」は、6月25日から「声優ナレーションシリーズ」第7弾として、「鬼滅の刃」の主人公である竈門炭治郎役の声優花江夏樹さんとコラボしている。注文タッチパネルから花江さんの声でナレーションが流れてくるという、鬼滅ファンや花江さんファンにはたまらない状態となっているのだ。


はま寿司と花江さんがコラボ(画像ははま寿司公式サイトより)

ツイッターでも

はま寿司行ったら、花江くんの爽やかボイスで迎えられた...気分がいいw」
「花江さんの声を聞きたくてついつい頼みすぎたはま寿司
はま寿司きたらタッチパネルの音声が炭治郎だった笑 知らないで来たからびっくりしたけど、よかったわ」

と花江さんのナレーションを喜ぶひとたちの声が多く見受けられる。

だが、コラボ音声を聞いているのはどうやらお客だけではないようで......。

2020年10月24日、ツイッターユーザーの「ヤマD」さん(@yamad1219)さんが投稿した

はま寿司声優コラボはなぜか店員側のシステム音声まで変わるので多分店員は炭治郎に注文が溜まっていることを怒られている」

というつぶやきが話題になっている。

なんと、はま寿司では利用客側だけでなく、スタッフが使用する音声システムまで花江さんの声になっているというのだ。

実際に、この「ヤマD」さんの投稿を引用する形で、はま寿司で働くツイッターユーザーの「ねむたいモコちゃん!」(@INU_orangepome)さんは

「注文件数30件オーバーです!ってめちゃくちゃ爽やかな声でアナウンスされてます」

とツイート。この衝撃的な事実に、ツイッターでは

「普通にご褒美やん はま寿司でバイトしたい」
「店員側も変わるの面白いw」

といった反応が寄せられている。

また、同様に店員であるユーザーからは「朝礼時間の音声までコラボ声優さんのものなので、朝から花江さんの爽やかなボイスが店内に響き渡ります」というツイートもあった。

「楽しんで働けるように」

26日、Jタウンネットが話を聞いたところ、「ヤマD」さんは以前、はま寿司でアルバイトをしていたそう。

「自分は2年ほど前にアルバイトを辞めています。アルバイトをしていた頃は中尾隆聖さんとのコラボが行われており本ツイートはその時の経験から憶測でツイートをしました」

とヤマDさん。

はま寿司は今までも、「それいけ! アンパンマン」のバイキンマン役や「ドラゴンボール」のフリーザ役で知られる中尾隆聖さんをはじめ、「名探偵コナン」の江戸川コナン役の高山みなみさんや「ちびまる子ちゃん」のまる子役のTARAKOさんなど、数々の有名声優とコラボしている。今まで、いろんな声優さんに怒られて(?)いた店員さんがいたということなのだろうか......。

また、Jタウンネットは、実際に花江さんのボイスを聞きながら働いているという「ねむたいモコちゃん!」さんも取材し、その感想を聞いてみた。

「ねむたいモコちゃん!」さんは

「仕事場でアナウンスを聞き、家に帰って鬼滅の刃のアニメでまた同じ声を聞いているのがなんだか不思議な感覚です」

とのこと。確かに、家でも仕事場でも...となったら混乱してしまいそうだ。

それにしても、いったいなぜ従業員側のシステムまで音声が変わっているのか。

Jタウンネットははま寿司の運営会社であるゼンショーホールディングス(東京都港区)を取材し、27日、広報室の担当者から回答を得た。

担当者は、従業員側のシステム音声まで声優コラボになっている理由を

「お客様だけでなく、従業員にも楽しんで働けるように、はま寿司で働くのを楽しいと思ってもらえるようにシステム音声も声優さんに録音していただいております」

と話す。「清掃時間となりました」というリマインドや、18歳未満の従業員の退勤時間のリマインドもコラボ中の声優の声になっているという。

実際に現場からの反応については

「楽しく仕事ができる、嬉しい、と好評のようです」

としていた。