1986年に爆発事故が起きたウクライナ北部チョルノービリ(チェルノブイリ)の原子力発電所周辺では、30キロ圏内の立ち入り禁止措置が続きながらも、住民や動物の営みが続いている。住み続ける高齢者らは自給自足に近い生活を守り、野生動物の増加で生態系も回復している。(チョルノービリ倉茂由美子)「明日にでもジャガイモを植えよう」。原発から15キロ・メートルの集落に住むミハイロ・シランさん(89)は20