兵庫県が知事らが使用する公用車について、これまで使用していたトヨタの高級車「レクサス」から「センチュリー」にグレードを上げたことが問題視されていることについて、元東京都知事の舛添要一氏が「私が公職に就いたときの全部の最初の依頼は『セダンはダメ、ワンボックスに変えろ』だった。それでもセンチュリーよりは安い」など自身の経験を踏まえて私見を述べた。

【映像】舛添氏「セダンはダメ ワンボックスで」

 12日の会見で公用車問題について言及した兵庫県の井戸敏三知事は「性能が良くないと。特に兵庫県みたいに山あり平野ありで、しかも広大な県土を抱えているところで、走っていても滅多に壊れないような車でないと困る。望ましい車であるということは間違いない」などと述べ、再検討はしない考えを示している。

 こうした発言を受け舛添氏は「あの人は私が厚労大臣で新型インフルやったときも知事さんだった。キャラだから政界だと麻生太郎さんみたいに何を言っても『またか』といった感じで燃えない(炎上しない)」などと井戸知事についての印象を述べると、「私の(公用車を選ぶ際の)判断基準として、セダンには絶対に乗らない。井戸知事が会議できると言ったが、セダンはできない。だから私はワンボックス以外は乗らない。最初に知事になった時は『ワンボックスに変えろ』と言った。8人ぐらい掛けられて、回転させて真ん中にテーブルを置けば会議室になる。秘書官が2人くらいいて、移動の間に資料を見たりする。運転手がいて、その横にはSPさんが座る。だから、公職に就いたときの全部の最初の依頼は『セダンはダメ。ワンボックスだ』だった。ワンボックスも小さいのだと人が入らないから、8人入るやつだと大きくなる。ただ、センチュリーよりは安い」などと話した。

 一連の問題について大王製紙の元会長である井川意高氏は「県知事がセンチュリーに乗る必要はない。総理大臣であってもセンチュリーに乗る必要はない。なぜなら公務員は公僕。国民の税金を自分の見栄や快適性とか屁理屈述べて乗る必要はない」と述べ、公用車のグレードを上げたことに対して否定的な考えを示した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)