「文學界」2020年5月号(文藝春秋)

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 芥川賞候補の紹介シリーズ3回目の三木美奈さんの「アキちゃん」は、「文學界」5月号に掲載されている。

画像は「文學界」2020年5月号(文藝春秋)

 三木さんは1991年生まれ。大学卒業後、会社員を経て学生。「アキちゃん」で第125回文學界新人賞を受賞しデビューという経歴以外、明らかにされていない。

 小学5年生のが同級生の「アキちゃん」を憎むというストーリーが延々と続く。大嫌いだが、アキちゃんからは離れようとしなかったという二面性が語られる。

 は転校し、大学生になり、友人から「アキちゃん」の消息を知る。

 文學界新人賞の選評に、解釈が分かれたと書いてあった。ネタばれになるので書けないが、本作にはある「仕掛け」が施されている。大きなテーマなのだが、それを知って読んでしまうと、読む楽しみが半減するので明らかに出来ない。

 が「アキちゃん」に執着するのはなぜなのか? 読みやすい文体で、読者を最後まで飽きさせない。

  

書名:  「文學界」2020年5月号
出版社名: 文藝春秋
出版年月日: 2020年5月 1日
定価: 本体900円+税


(BOOKウォッチ編集部)