平成のある時期、爆発的に人気者になった芸人たちがいた。彼らが超売れっ子だったのには、たしかな芸の力と時代を先取りしたセンスを持ち合わせていたからに他ならない。

平成も残りわずかとなった今、「一発屋芸人」と呼ばれる彼らを再評価してもいい頃ではないか。

Jタウンネット研究所では、「平成を代表する『一発屋芸人』といえば?」という質問でアンケート調査を行った(総投票数562票、2018年12月30日〜2019年4月10日)。

はたして、その結果は――。

ぶっちぎりトップは「あの人」

平成を代表する一発屋芸人は誰だろう? という問いかけに対しての結果、ダントツでトップに輝いたのは、ダンディ坂野だった。


ダンディ坂野さん(Ogiyoshisanさん撮影、Wikimedia Commonsより)

20.8%、なんと5人に1人、得票率では他を圧倒していた。カラフルなタキシードと、「ゲッツ!」という決め台詞が定番ネタだ。ラミレス監督(現DeNAベイスターズ)が現役時代、ホームランを打った時のパフォーマンスに「ゲッツ!」を取り入れたことは、あまりにも有名だ。

思わず微笑んでしまう、なんとも言えない「ユルさ」と「あったかさ」が、「ダンディ坂野」の魅力かもしれない。今や一発屋芸人のレジェンド的存在で、このランキングでトップに立ったのは、予想通りと言えるだろう。

Jタウンネット編集部は「ダンディ坂野」の所属事務所に問い合わせたところ、マネージャーを通じて、

「光栄です」

というコメントが返ってきた。「ゲッツ!」ではなかったのは、ちょっと残念......。

2位以降の結果は、以下のランキングのとおりだ。


平成を代表する「一発屋芸人」といえば? 調査結果(Jタウンネット調べ)

第2位には、「ダメよダメダメ」の日本エレキテル連合が入った。10.3%、5人に1人が支持している。最近、テレビ出演回数が減っているのは、まったく残念だ。あの個性的なネタは、また見てみたい気がする。

第3位は、自虐ネタのヒロシだ。得票率は8.4%。「ヒロシです」というセリフと九州弁が猛烈に流行った時期もあったが、今は......。ときどきテレビに登場することもあるが、やはりおもしろい。意外に若い女性に人気があるという声も聞く。

小島よしお、ムーディ勝山。エド・はるみが、8.2%で、同じ4位だった。それぞれ個性的で、それなりに評価されている。また7位以下の面々も、根強い人気を保っているようだ。

元号が「令和」に変わっても、彼らの芸をもう一度じっくり見てみたいという人は、まだまだいるはずだ。