政府が抱える「借金」が「GDP」に比べてどれくらい大きいかを表した図、ワースト1位は日本

一国の政府が抱える借金がその国のGDPと比べてどれくらいの規模になっているのかを表現したインフォグラフィックが公開されています。借金大国1位という不名誉な称号を得たのは日本でした。
Visualizing the State of Government Debt Around the World
https://howmuch.net/articles/state-of-the-worlds-government-debt
国の抱える債務残高をGDPと比べた割合を、インフォグラフィックを多数発表しているhowmuchが国際通貨基金の最新統計をもとにビジュアル化したものが以下の図です。各国は領土の地形で表示されており、赤色に近いほどGDPに比べて債務が大きい状態、すなわち大きな借金を抱えていることを意味しており、地形の面積は割合の大きさを表しています。

GDPの238%にあたる債務を抱える「日本」がワーストワン。200%を超える国は日本のみで、以下ギリシャの182%、バルバドスの157%、レバノンの147%、イタリアの132%と続きます。

スペインやフランスは債務とGDPが拮抗しています。

インドは71%、中国は47%と、GDPに比べると債務は相対的に小さいため、さらに借金をして経済発展を追求できる状態、と言えるかもしれません。

GDPに対する債務が小さい国(地域)のトップは香港でその割合はわずかに0.1%。他にも17%のサウジアラビア、16%のロシア、20%のアラブ首長国連邦(UAE)など、産油国の財政は比較的健全であることがわかります。

ただし、このインフォグラフィックでは債務の内容は問われていません。ワーストワンとつるし上げられている日本ですが、債務は対外債務ではなく国民が国債として保有しているものが多くを占めており、「GDP比で債務が大きい」ということがただちに「財政が危機的状況」を指すわけではないことには注意が必要です。
