大勝軒・山岸さんのカレーを40年ぶりに復刻
大勝軒といえば“つけ麺”のイメージが強いが、1961年の創業当時は、つけ麺以外にもタンメンやチャーハン、カレーライスなど、さまざまなメニューを提供していた。しかしつけ麺が大人気となったことで、いつの頃からかつけ麺以外のほとんどのメニューが封印されてしまったという歴史がある。
そしてこのたび、第2弾に選ばれたのが「カレーライス」。山岸さんは神奈川・横須賀で育ち、海軍だった父親に連れられて、「海軍カレー」を食べることが何よりの楽しみだったそう。その後、修行して中野大勝軒で店長を務めるようになってから、中華料理店ながら、幼少期より大好きだった「カレーライス」を提供することにした。また、「そば屋に『カレー南蛮』や『カレーうどん』があるんだから、ラーメン屋に『カレーラーメン』があってもいいじゃないか」と考え、「カレーライス」と同じルーを使い、スープに工夫を凝らした「カレー中華」も考案している。
そんな山岸さんのカレーは、豚肉、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモをラードで炒め、ラーメンスープにカレー粉、そして秘密の隠し味を加えてじっくり煮込んだオリジナル。ラーメン用の仕込みですでに5時間以上煮込んだ大勝軒のスープを使うことがコクの決め手となる。さまざまなスパイスを使った本格カレーというより、お蕎麦屋さんや家庭で慣れ親しんだ日本ならではのカレーライスといった趣だ。
「お茶の水、大勝軒」での提供は8月23日から11月30日まで。価格は770円(税込み)。

