By BTC Keychain

Apple PayAndroid Payなど、スマートフォンを通じて決済が可能なサービスが諸外国で開始されていますが、さらに Apple PayやAndroid Payを通じて、スマートフォンの指紋認証だけで口座から預金を引き出せるサービスがアメリカでスタートすると報じられています。

Your Phone Will Replace Your Wallet at the ATM, Too | WIRED

http://www.wired.com/2016/01/cardless-atms/

Apple Pay Is Coming To ATMs From Bank Of America And Wells Fargo | TechCrunch

http://techcrunch.com/2016/01/28/apple-pay-atm/#.krsvgw:NHJF

アメリカでApple PayとAndroid Payが使えるようになり、スマートフォンがあればクレジットカードやデビットカードなしで決済ができるようになりました。この流れはさらに加速を見せ、スマートフォンを使ってキャッシュカードなしでATMからお金を引き出せるようになる見込みです。

カード不要ATMの流れは2通りあり、1つはモントリオール銀行(BMO)が2015年3月からアメリカで設置を始めている、銀行の専用アプリとQRコードの読み取りや、iPhoneのTouchIDで口座とのやり取りが可能なスマートフォン対応ATMにあたります。これは既存のATMのソフトウェアアップデートで対応できるため、コストがかからないことが重要な点である、とWIREDは述べています。

もう1つの流れとして、2016年後半からNFC搭載ATMによるApple Payへの対応をBMOが計画しています。NFCに対応するためのハードウェアアップグレードが必要になりますが、iPhoneをタッチするだけで、Apple Payを通じてより簡単にお金を引き出せるようになるわけです。キャッシュカードが不要であることは便利なだけでなく、スキミングや暗証番号の隠し撮りなどを防止でき、指紋認証による安全なやり取りができるのがポイント。TechCrunchによると、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴなどのアメリカ系金融機関もApple PayおよびAndroid Payに対応したATMの設置を計画しているとのこと。

日本ではApple PayやAndroid Payなどのスマートフォン決済が導入されていない状態ですが、将来的にはスマートフォンがあれば、複数のカードを持ち歩かなくても、決済から銀行口座の操作、預金の引き出しまで行えるようになるという未来が近づいてきています。