学生の窓口編集部

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毎日幾度も足を運ぶトイレ、用を済ませるたびに当然ながら毎回水を流していますよね。でも、この汚物を流して便器をキレイにすると思っていた行為、実は流す時の水の勢いで、トイレのボウルから目に見えない細かいしぶきが多数飛び、便器の周辺に不潔な「トイレの霧」を作っているのだそう…!

米ペンシルバニア州の感染症を専門とする医師Amesh Adalja氏は、「このトイレの霧は大腸菌のほか、排泄物に存在するウィルスなど、微生物を含んでいる可能性がある」と指摘。このため、便器のほうにかがみ込んでレバーを押すなんて姿勢は、排泄物の破片や、ばい菌を自分の顔の周りに吹き付けているようなもの(!)。

トイレの霧」の存在が発見されたのは1975年だそうで、微生物学者のCharles Gerba博士が、細菌を便器に入れて実験をしたところ、便器から上る霧から人間が菌に感染する可能性があることを指摘。その後の研究でもこの霧による菌感染の危険性が報告されています。

霧の中の菌の多くは病原性大腸菌ですが、他の感染症が存在した場合、トイレの霧から感染が拡大する可能性があるとのこと。

こうした霧がどの程度の距離まで飛散するかはそれぞれの便器によりますが、トイレの側の洗面台に歯ブラシを置いていると、霧に含まれる菌が付着する可能性が大。歯ブラシにキャップをした方が良いでしょう。

でも、一番簡単で有効な対策は、やはりトイレを流す時は蓋を閉めるということ。流す時に蓋を開けっ放しという人は、これからは蓋を閉める習慣をつけましょう…!

参考:
Are You Covering Yourself in Germs Every Time You Flush the Toilet?
http://www.womenshealthmag.com/health/toilet-plume