格安SIMが1GBあたり300円の時代へ!ついに900円で3GBのSIMも登場

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通信料金を節約できるアイテムとして人気の格安SIM
データ通信専用契約であれば、おおよそ1,000円で契約でき、LINEやFacebookでのデータ通話機能に重宝する。
その格安SIMが、さらに安くなってきた。

●900円で3GB利用できる「IIJ mio」が登場した
3月10日、格安SIM大手の「IIJ」は、4月1日より既存の契約を含めて高速データ通信量を増量すると発表した。

IIJmio高速モバイル/Dサービス 基本仕様(2015年4月1日以降)
データ通信専用契約
・ミニマムスタートプラン 900円 2GB→3GB
・ライトスタートプラン 1,520円 4GB→5GB
・ファミリーシェアプラン 2,560円 7GB→10GB

※料金は税別です
となる。

今までは900円(税別)で2GBまでの高速データ通信が利用できる「ミニマムスタートプラン」は、3GBへ50%の増量。
3枚までのSIMを契約でき、データ通信量をそれぞれシェアできる「ファミリーシェアプラン」は、7GBから10GBへと大幅な増量となった。

さらに、SMS機能付きプランや、音声通話プラン(みおふぉん)も料金そのままデータ通信量を増やすとしている。

●くりこし対応やバースト転送で最も使える格安SIM
今年1月にMCAが発表した、格安SIM満足度調査によると、「IIJ mio」の満足度が最も高い結果となった。

その理由として、
・使い切れなかったデータ通信量を翌月末までくりこしできる
・高速データ通信オフでも最初の75Kバイト分まで高速通信をする(バースト転送)
・早期よりスマホ向けアプリを提供している

というものがある。

特に高速データ通信オフでもTwitterやFacebookの読み込みといったSNS程度の使い方であれば、速度低下を感じること無く利用できる。
こういったサービスを提供しているため、「IIJ mio」は満足度が高いのだろう。

さて、格安SIM大手が900円で3GBまで使えるようにしてきた。
ほかの格安SIM事業者もだまっていないだろう。
この春は、1,000円未満で3GB通信できる「格安SIM増量競争」に注目だ。

IIJ、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」において高速通信用のデータ量を増量


布施 繁樹