QNX OSは、ベーシックな組込OSのQNX SDPと、それをベースに高度でよりリッチな車載インフォテイメントなどを提供する QNX CAR のプラットフォームを提供しています。2月発表のQNX SDP 6.6では製品群を拡充し、QNX SDPとQNX CAR のプラットフォームの間に、マルチメディア機能を盛り込んだシステム QNX SDK for Apps and Media 1.0が加わります。QNX SDK for Apps and Media 1.0は、フル機能のQNX CAR のプラットフォームから、スマホのマルチメディア連携といった機能を抜き出した形。最新のQNX CAR Platform for infotainment 2.1では、ナビ機能や車とスマホのMirrorLinkといった機能がありますが、こうした機能はいらないが、QNX SDPよりも豪華なヒューマンマシンインターフェイス(HMI)を提供できるようになった、とうわけです。QNX SDP 6.6のスクリーン機能では、複数のユーザーインターフェイスを統合して、1つのインターフェイスとして見せられます。この機能ではたとえば、車載大型ディスプレイの背景をHTML5で記述し、ナビゲーションをOpenGL、接続したiPhoneの動画も表示するといったような階層表示が可能になります。アプリの制御はQt5。 なおCES 2014では、Audi TTのコンセプトモデルとして、QNXを採用した未来の車載情報端末の姿を披露しています。 このほかQNXは1月、フリースケールやNVIDIAなどに加えて、クアルコムのSnapdragonを半導体パートナーに迎えています。米国で自動車関連の取り組みを進めているクアルコムは、MWC 2014において、QNXとの提携をアピールしていました。こ