中国メディア・新華網は3日、上海市で1日から2日にかけて重度の大気汚染が発生したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディア・新華網は3日、上海市で1日から2日にかけて重度の大気汚染が発生したと報じた。

 記事は、上海市環境保護局の情報として、現地時間1日午後6時に同市内の空気質指数(AQI)が232と重度汚染レベル(レベル5)となり、主な汚染物であるPM2.5の濃度が1立方メートル当たり248マイクログラムに達したと紹介。同7時に大気汚染警報を出し、排出物減少のための緊急措置を講じたと伝えた。

 また、2日早朝には同指数の実測値がさらに上昇して303の深刻汚染レベル(レベル6)に達したとした。レベル6では、「児童や高齢者、病人は室内に留まり体力の消耗を避け、一般の人は屋外運動を避けること」と定義されている。

 同局は深刻な大気汚染が発生した原因について、長江デルタ地域に濃霧が発生したこと、風の弱い穏やかな天気が続いたことを挙げた。濃霧は3日いっぱい続くとみられる。

 上海市では1日に国際マラソン大会が開催された。スタート時点のPM2.5はすでに日本の環境基準の5倍に達するなど、過酷な大気状況での開催となった。奇抜な衣装で大会を盛り上げるランナーが目立つ中、マスクをつけながら走る参加者も数多く見られ、「自殺行為ではないか」との意見も見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)