実に6年1カ月ぶり、4度目の対戦となるティム・シルビア×アンドレイ・オルロフスキー。写真は06年4月の2度目の対戦のモノ (C) MMAPLANET

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31日(金・現地時間)にフィリピンの首都マニラ、ケソン地区のスマート・アラネタコロシアムで行われるONE FC05「Pride of a Nation」。何もアナウンスがないまま青木真也のカードはドロップアウトした模様だが、それでもビビアーノ・フェルナンデスにグレイシー3名、さらにUFC世界王者経験者が3人も出場するなど、2012年夏の時点でアジア#01イベントであることは間違いない。

3人のうち、第11代UFC世界ヘビー級王者アンドレイ・オルロフスキーと、第9&12代UFC世界ヘビー級王者ティム・シルビアは一騎打ちを行う。当初の予定ではオルロフスキーは豪州のソア・パラレイと対戦予定だったが、これが4度目の対戦となるシルビアに対戦相手が変更された。

過去両者の対戦戦績はシルビアの2勝1敗、オルロフスキーはそのシルビアにベルトを奪われている。アフリクションで皇帝ヒョードルに逆転KO負けして以来、ストライクフォースでは3連敗を喫したオルロフスキーだったが、最近は早くも活動を停止したプロエリートで2連勝中だ。一方のシルビアはUFCからアフリクションへ移った直後にヒョードルにTKO負けを喫して以来4年に渡りビッグジョーから遠ざかっている。中規模イベントに上がってきただけあって、シルビアはヒョードル戦後、7勝2敗という好成績を残している。

やや黄昏の元UFC王者対決。オルロフスキーはダメージが蓄積しており、ジャブでも倒れる可能性もあり、シルビアが優勢と見られる。ダメージの蓄積といえば、地元フィリピンのエリック・ケリーと戦うもう一人のUFC世界王者経験者=初代ライト級王者ジェンス・パルヴァーの打たれ弱さも深刻だ。

北米軽量級のパイオニアは、WEC時代からカリフォルニアのPWPにおけるディエゴ・ガリーホ戦まで6連敗を経験。その後は2年半で、4勝2敗と勝ち越しているパルヴァーだが、現在はUFCフライ級戦線で活躍中のティム・エリオットに敗れた試合など、ジャブを効かされるシーンが何度か見られた。

地元の声援をバックに元UFC王者越えに燃えるケリーは、キャリア7連勝中で6試合が一本勝ちというファイターだが、フィリピリーノ・キックことヤウヤンの出身で、蹴り技も含め打撃も得意としている。世界的に知名度では全く劣るケリーが37歳のベテランをKOしても、何ら不思議でない試合といえるだろう。
全対戦カード&詳細はコチラ

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