中村アイアン浩士、BFC決勝進出なるかッ
メインはBFC世界ヘビー級選手権試合、王者コール・コンラッド×挑戦者エリック・ブリンドル戦が行われる。シーズン5トーナメント決勝のノーコンテスト、今シーズンでの再戦→サントスのインフルエンザ様症状で延期→サントスの計量オーバーというゴタゴタを経て、ブリンドルにシーズン優勝&世界挑戦権が与えられた。
独特の間合いを持つ打撃と、相手の動きに上手く反応する寝技が長所のウィードマンは、勝負どころでポジションを失うという短所を、これまでのところ、ライト級転向後は修正し、JJ・アンブローズ、チアゴ・ミシェウに勝利を収めてきた。ただし、爆発力ではアテナ五輪柔道米国代表のホーンが上回っている。
シッチョートン・ジムで基礎を学び、トライスター・ジムで磨かれた打撃を武器に、全階級通してシーズン唯一の連続KO勝ちで、ファイナルを迎える。その力強いファイトが、柔軟なウィードマンのグラウンドワークにハマることがなければ、ホーンのトーナメント制覇+マイケル・チャンドラーへの挑戦権獲得の可能性はかなり高い。
一方、ウェルター級とともにシーズン内に決勝が組まれることがないという状況になったバンタム級、日本でもお馴染みのマルコ・ロウロが既に決勝進出を決めているが、その対戦相手に名乗りを挙げるために中村はルイス・ノゲイラと戦うことになる。
2試合連続でブラジリアンとの戦うことになった中村、初戦のホドリゴ・リマ戦では、かなり関節技で危ないシーンも見られたが、徹底したトップキープとパウンドという北米で判定勝ちを挙げるための戦いを通し、準決勝進出を果たした。ノゲイラは準々決勝で前回トーナメント準優勝のアレクシス・ヴィラのテイクダウンを切り続けて勝利しており、中村としてはノゲイラの得意とする立ち技でプレッシャーを与えることは不可欠だ。
とはいっても、ルタリーブリの名門ヘナヴァソン・ファイトチーム所属のノゲイラ。ルタ伝統のフロントチョーク系が得意技でもあり、打撃から組みにつなげるときも要注意が必要となる。今シーズン、シングル戦、トーナメント戦を含め日本人選手は5人出場し、ここまで1勝4敗。中村しか勝利をしていないだけに、2勝目への期待は高い。
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