2008年は、2度目のK-1 WORLD MAX世界王者に返り咲き、今まさに円熟期を迎えた魔裟斗。一部の報道では、念願の王座奪還を果たし“燃え尽きた”という見出しも躍ったが、現在は練習を再開、リングの外でもボランティア活動や、スイスの高級時計メーカー=オーデマ・ピゲから魔裟斗記念モデルが発売され、その制作に携わるといった充実した日々を送っている。

そんな魔裟斗に、テレビ東京系列のドキュメンタリー番組『ソロモン流』が密着。その日常から、タレントで妻の矢沢心との普段は見ることのできない貴重なプライベートにも迫った。

今年に入って練習を再開した魔裟斗は、「試合終わって4ヶ月、何もやらなかったから。ファイターに身体を戻している状態」と話したかと思えば、「俺、去年(の試合後)、やめるつもりで4ヶ月何もしてなかったから。トーナメント決勝の前から“これで最後にしよう”と思っていた。だから、あの試合ができた」とサラッと本音をぶちまけた。

そして、世界王座返り咲きについては、献身的に魔裟斗をサポートしてくれた妻のお陰とも話し、「全て試合に集中させて貰いました。ようやくですよ。結婚してなかったら、(王座奪還は)なかったですよ。引退してた」と感謝すると、「自分が結婚して分かったことは、責任を持つこと。責任は仕事にしても、なんにしてもしっかりやらなきゃいけない」と語った。

そんな愛妻へ、オーデマ・ピゲから発売される魔裟斗記念モデルの文字盤には、3と14の数字が並ぶ。これを魔裟斗は、「3は自分のラッキーナンバー。14は心のラッキーナンバー。これを敢えて並べてみた。これに恥じない生き方をしなきゃ」と、同メーカーでは日本人最初のモデルとなった貴重な腕時計にほどこすデザインの理由を述べた。

また、番組の最後には、「また、火がついちゃったんでね。もう一発やろうかな、と。昔は強かったって言われたくないしね」と相変わらずの魔裟斗節で今年の抱負を語り、前を見据えた。