今月5日、スポーツ報知が報じた「石井プロ格闘家へ 大みそかデビュー」なる一面スクープ。この記事が事の発端となって、世間を大いに騒がせた北京五輪金メダリスト・石井慧の総合格闘家転向騒動は、7日に石井本人が緊急会見を開いたことで一応の終息を迎えた。

NHKまでもが同ニュースを扱い、異常な注目を集めた会見の席で、石井は総合格闘家転向を否定。「今は国士舘大学の学生なので、卒業することを第一に考えています」と静かな口調で語った。

そんな中、9日発売の写真週刊誌「FRIDAY」では、“石井慧「プロ格闘家〈転向〉への決意とキーマン」舞台ウラ”という見出しが踊った。同誌では、石井が記者会見を開いた前日の6日に石井の父親を直撃。石井の父親は、「現段階では、本当に何にも決まっていません。本人は希望しているかもしれませんが、私は柔道を続けさせるつもりです」と話し、石井がプロ転向を希望していることは認めたものの、ロンドン五輪まで現役続行を訴えたようだ。

また、同誌は騒動のキーマンに、同じ柔道出身の格闘家・秋山成勲の名を挙げ、某スポーツ記者の「秋山と石井は清風高校(大阪)の先輩後輩の間柄で、石井は秋山に大変可愛がれています。石井にとって小川直也が“師匠格”なら、秋山は兄貴分の存在なんです」というコメントを掲載。全日本柔道連盟に背き、格闘家へと転向を果たした秋山、小川直也、吉田秀彦といったプロ格闘家の現状を例に、一度は格闘家転向を口にした石井の今後も、冷遇が待ち受けているものと報じた。