天皇皇后両陛下、オランダの小児がんセンター訪問…日本人女児の家族に「異国の地で大変でしょう」と声かけ
【ユトレヒト=狩野洋平】オランダを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は19日、アムステルダム近郊のユトレヒトにある「プリンセス・マキシマ小児がんセンター」を訪問された。
同センターは、欧州最大の小児がんの治療・研究拠点で、世界の医療機関と連携して新たな治療法の開発なども行っている。
車で到着した両陛下は、ウィレム・アレキサンダー国王とマキシマ王妃と一緒に施設に入り、患者の子供やその家族、スタッフから大きな拍手で迎えられた。
皇后さまに花束を手渡したのは日本人の3歳の女の子で、父親の仕事で滞在するオランダで白血病を発症し、治療を続けている。天皇陛下は家族に対し、「異国の地で大変でしょう」と声をかけられた。
その後、両陛下は施設内を見学。子供と保護者が昼夜共に過ごせる「親子室」などを見て回り、センターで勤務する日本人の研究員らとも懇談された。
オランダでの日程はこの日が最後で、両陛下はセンターの玄関で、国王と王妃にお別れのあいさつをされた。両陛下は20日、次の訪問先の隣国ベルギーに移動される。
