首里城正殿の復元完成式 11月22日挙行へ 2019年に火災で焼失 「かりゆし閣議」にあわせ発表

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木原官房長官は2日、2019年に火災で焼失した沖縄・那覇市の首里城正殿の復元完成式を、11月22日に首里城公園で行うと発表した。

木原長官は、「首里城は沖縄の皆さまのみならず、我が国の誇りともいえる極めて重要な建造物であり、引き続き政府一丸となって復元に向けた取り組みを進めていく」と強調した。

首里城は、15世紀に成立し1879年に国王が追放されて「沖縄県」となるまで450年間存在した琉球王国で、国王一家が暮らした王宮であると同時に行政機関「首里王府」の本部としても使われた、沖縄のシンボル的存在だ。

2019年10月31日未明に正殿内部から火が出て約11時間にわたり燃え続け、正殿をはじめとする9施設が焼失した。

照明器具2基につながる延長コードが損傷して短絡(ショート)したことで火が出たと指摘する専門家もいるが、警察と消防は火災原因を「特定できない」とした。

復元工事は2022年に始まり、スプリンクラーを新たに設置するなど火災から得られた教訓を生かしながら今年度中の完成を目指していた。

復元完成式の挙行は半年近く先の11月22日だが、政府は工事完成の見通しを踏まえ、沖縄の夏の装い「かりゆしウェア」を全閣僚が着用して臨む「かりゆし閣議」にあわせて発表した。