高岡市役所の駅南移転地問題 出町市長「活断層ある土地に市役所整備は懸念」も「重要な場所」 見解変えず
高岡駅南の高岡市土地開発公社が取得している土地の活断層を巡り、出町市長はきょう、市役所を建てることに懸念が残ると改めて示し、独自の調査もしない考えを表明しました。
これはきょう開かれた、高岡市と市選出の県議会議員との懇談で、瀬川県議の質問に出町市長が答えたものです。
瀬川侑希県議
「断層、点じゃなくて海から山まで線になってまして」
「古府小とか伏木中に改修や増築の計画があると思うがここも今、断層通っていることになっています」
「この計画もリスクがあるからということで見直す予定なのか」
出町市長
「あそこに何か、何もつくらないというわけではありませんし、それでも市役所つくるという考えがあるなら、それを私は認めようかと思っています」
「それ(活断層)を伏せたまま、活用するわけにはいかないと思った次第でございます」
瀬川侑希県議
「ボーリング調査もすべきじゃないかと思いますけども」
出町市長
「ボーリング調査やるとなると、高岡市じゅうボーリング調査をやるっていう判断になります」
「国土地理院が公表しているものですよ」
一方、出町市長は高岡駅南の土地について、市の防災拠点として位置づけられる市役所を整備するには懸念が残ると応じ、まちづくりを考えるうえで重要な場所であるという考えに変わりはないと示しました。
いっぽう、きょう午後に開かれた市議会の特別委員会で高岡市は、これからの市役所のあり方について「耐震」「免震」「移転」「新築」の選択肢をもとに、おおよその整備費用や使用できる期間など、最新の調査結果をことし10月に公表し、11月に市民アンケートを行う考えを明らかにしました。アンケートの結果は来年2月に公表する計画です。その上で高岡市は、今年度内に整備の方向性を固めるとしています。
