スポニチ

写真拡大

 ◇ナ・リーグ ダイヤモンドバックス9−1ロッキーズ(2026年5月24日 フェニックス)

 ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手(25)が24日(日本時間25日)、本拠でのロッキーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。2本の三塁打を放つなど4打数4安打2打点の活躍でチームを連勝に導いた。

 初回、先頭・マルテが二塁打でチャンスメークすると、キャロルは相手先発左腕・キンタナのカーブを捉え、右翼線に運んだ。ヘルメットを吹き飛ばしながら激走すると、最後は立ったまま三塁に到達。適時三塁打で先制点を奪った。

 2回1死二塁の第2打席も投手への内野安打を放つと、4回の第3打席は右前打。さらに、6回2死一塁の第4打席では相手3番手・ハルバーセンの内角直球を狙って右中間を破る安打を放つと、第1打席同様、ヘルメットを吹き飛ばして適時三塁打とし、2本目の三塁打をマークした。

 これで今季8本目の三塁打とし、両リーグトップを独走。昨季も17本、24年シーズンも14本の三塁打を記録してメジャートップだったが、大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、3年連続で三塁打数でトップとなれば、メジャー史上初の快挙という。

 また、通算51三塁打とし、50三塁打に達したのはスティーブン・ドリュー以来、球団2人目という。

 スティーブン・ドリューはダイヤモンドバックスで7年プレーし、2900打席以上で52三塁打を記録した。キャロルが球団記録を抜くのは時間の問題と言えそうだ。

 キャロルは三塁打へのこだわりとして「塁を一つ多く取ることには価値がある。2アウトになる前に三塁まで進めば、必ずしもヒットを打たなくても得点できる。僕は常に全力で走って、チームメイトの負担を少しでも軽くしようとしている」と語った。

 キャロルは22年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。俊足を武器に23年に155試合で打率・285、25本塁打、76打点、54盗塁を記録し、新人王に輝いた。母が台湾人であることから、WBCに台湾代表として出場を打診された過去もあるが、辞退している。

 また、シアトルで生まれ育ち、「パワーを追究しながら脚力を失わないプレースタイルに感銘を受けた」とイチローマリナーズ)の全盛期を見て育った。